引越とニャンコ
猫は家に付くって良く言われますよね。
うちのロシアンのラムさんの場合はどうだったか。
到着の2日くらいはテレビの裏に隠れながら時折家の探索をしていたそうです。
元来ビビリな性格なので、物音がすると慌ててテレビの裏に隠れていたそうです。
娘が殆ど書斎に閉じこもっているので、家の中には自分以外はいない状態でした。
それでも、徐々に探索をしつつ、天敵である他の二匹が居ないことを確認したのでしょうか、いつしか行動範囲は家全体に及びました。
最初は警戒していた猫ドアも自由に出入りするようになって、ちゃんと新しいトイレの場所も覚えました。
私が行った時にテラスの引き戸を開けてやると日向に出てきてゴロンと転がって気持ちよさそうにしています。
旧宅では他の二匹に圧迫されて警戒して暮らしていたので、ここの生活は天国なのかも知れません。
ああ、でもそれもあと二ヶ月ほどの天国です。
再びちょっかいを出す猫達がやってきます。
とにかく、放って置いて欲しいラムさんなのです。
人間大好き、猫大嫌いのお嬢様。
走り回るスペースが増えたので、激しい運動会が予想されます。
良く言われる食欲が落ちるとか元気がなくなると言うことはありませんでした。
人が行くと「にゃーにゃー」と鳴きながら擦り寄ってきます。
遊んで欲しいのかな。顔をくしゃくしゃにしてやるとしがみついてきて離しません。
帰ると時は玄関まで見送りに来てくれます。


