新たなる野望
この1年半、師匠についてアルトサックスを練習してきましたが、思ったより高い音色と言う気がしていまして、求めていた音とは少し違う・・・ような気がしました。
そう、私の求めていた音はテナーサックスだと気が付いたんですね。
これはYAMAHA のYTS62と言うテナーサックスです。
アルトとの違いは大きさと重さです。
アルトは大体3.5キロくらいですが、テナーは1キロ重い4.5キロです。
師匠曰く、最初の頃は重くて体が引っ張られるかも知れないとのことです。
テナーは腹に染みるような低音が魅力です。
来週、写真提供のセントラル楽器さんで何本か吹き比べて鳴りの良いのを購入する予定です。
この機種は中級クラスの方が多く使っていらして、価格は40万を切ります。
腕を上げたら高額なシルバーモデル(注文生産)を手に入れたいところです。
アルトとテナーの違いは大きさと重さと先ほど書きましたが、実は違いはもっとあります。
管楽器は移調楽器と言われて種類によって調が異なります。
アルトはEs管と呼ばれ、アルトのドはピアノのミ♭で、ピアノのドはアルトのラです。
テナーはB♭管と呼ばれ、テナートのドはピアノのシ♭で、ピアノのドはテナーのレです。
つまり、同じ曲の楽譜でもアルトとテナーでは異なります。
だから、持ち替えて同じ曲を吹くときは混乱します。
今後はテナーを吹く機会が増えるような気がするのでなんとかなるかなと思います。
師匠はソプラノ、アルト、テナーを扱うのでどれでも教えてもらえます。
そのうちアルトとテナーで吹き比べた様子をアップできると思います。
今回はアルトサックスで演奏したMoonlight serenadeを貼り付けます。
始めた頃よりはだいぶマシになりましたが、道のりは遠いです。
今の私にとってサックスが上手くなると言うよりも、吹いてみたい曲をちゃんと吹けるようになることが目標です。
師匠にしごかれながら、日々前進できたらいいなぁと思ってます。