娘がカナヘビを飼うらしい
娘がカナヘビを飼うそうです。
カナヘビとトカゲの区別が付かない方への解説です。
カナヘビとトカゲは見た目が似ていますが、別種の爬虫類です。カナヘビは日本の固有種だそうです。
カナヘビ君
ニホントカゲ君
我が家の庭にはどちらも生息しています。
ちなみに、ニホントカゲは子供の頃はこのように尻尾が青いんです。虹色に光って綺麗ですよ。
ニホントカゲはカナヘビに比べて光沢がありますね。これは別にぬめりがある訳ではありません。
カナヘビ君、人になつくそうで、ピンセットで持った餌を直に食べるそうです。
まあ、うちのカメ達も手で餌をやったりしますが、慣れてくれると可愛いもんです。
親ばかの私は苦笑いする女房をよそに娘とカナヘビ談義に花を咲かせます。
ところで、餌をどう確保するかが問題なんですが・・・。
ネットで注文できますが、到着まで一週間かかると言うことなので、魚から爬虫類まで扱う大きなペットショップに行ってみようと言うことになりました。
このペットショップ、横浜の旧宅の近くにあります。
実はうちのカメさん達もここの出身です。
さっそく爬虫類コーナーへ。
嫌いな方の為に写真は載せませんが、中には色々な蛇、トカゲ、カメ、カエルと動物園の爬虫類コーナー並の品揃え。
数万円~数十万するのも居ます。
うちのカナヘビ君は無料。
娘は色んなトカゲを見ては「かわいい」の連発です。(笑)
働くようになったら自分の金で好きなの買えばいいさ。さすがにこれは買ってやらん。
さて、お目当ての餌のコーナーへ。
カナヘビの好物はコオロギです。
これはヨーロッパイエコオロギと言う種類だそうです。5ミリ~1センチ程度の大きさで、50匹で700円でした。
適切な環境で飼育すれば増えるそうで、今後は購入しなくても済むとか。
それ以外にワーム系ですね。
ちょっとこれはあれなんで・・・写真を載せません。
売っているのはシルクワーム(いわゆるオカイコさん)とミルワームと言う種類。
まあ、釣り師はイソメなどを扱うので平気ですが、一般の方には刺激が強すぎますね。
ここから女子高生の娘との会話。
大量のコオロギを見て。
娘「うっわ。これ・・ないわ~っ」
父「ただのコオロギじゃん。かわいいもんだ」
娘「カイコのが可愛いって」
父「いやいや、そっちの方がないって」
娘「なんか違う虫、Gを思い出すわ~」
父「コオロギはピノキオで星に願いを歌ってるんだぞ」
娘「ああ。確かに、あれはコオロギだね。そう言われると少しは・・・」
父「だろ?」
娘「でもカイコもアリスに出てるよ、タバコ吸ってるし」
父「毛虫がタバコ吸うかよ!」
娘「コオロギだって歌わねーって」
父「コオロギは歌うって。歌うと言うかあれは鳴くだな」
娘「ああ・・・」
で、結局のところコオロギとミルワーム、陶製の小さな水飲み場を購入しました。
娘が欲しいって言うと何でも買ってやる馬鹿な父親が一人。
帰宅途中の車の中、生き物を飼うことの心構えについて色々とお話します。
活き餌を食べる生き物を飼うと言うことは活き餌も飼うと言うことなんだから、キモいとか言ってるなら止めなさいと忠告した訳です。
なんか、いつの間にか私が世話してるような気がするんですが・・・。