ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

EV後日談

先日ブラックアウトした車の続報です。


昨日、営業さんがメカニックを伴ってやってきした。


彼らが来る前に私なりに色々と調べて見ました。


EV車の全般に言えることかどうかは不明ですが、あることが分かりました。


それは、EV車には二種類のバッテリーが搭載されていることです。


1つは走行用バッテリーです。これはEV車が走行する為の電源になります。


もう1つは補機バッテリーと言われるものです。


走行用バッテリーは読んで字のごとく走行にのみ使われる電源で、ライトやその他の装備への給電は行っていません。なぜなら、走行していて電欠になった時に何も動かなくなると困るからです。


補機バッテリーはその他の電子機器に電源を供給するためのもので、従来の普通の車にも着いている物ですね。補機バッテリーは通常車同様に走行時に常に充電されています。


この補機バッテリーですが、最近のはやりの電子パーキングブレーキなんかも担当しています。


すなわち、最初に表示された「ブレーキシステムの異常」と言うのはここから来ているのではと当たりを付けていました。


到着したメカニックは色々と現状を調べた後にバッテリーとブースターケーブルを持って来て後部の補機バッテリーに接続したところ車は起動しました。


私の予想通りで補機バッテリーが上がっていたそうです。


バッテリーは長期間乗らないと電圧が下がって使えなくなりますが、過去記事にもあるように一週間前に香川に往復1500キロの走行をしていますからそれには当てはまりません。


では、車内灯や駐車灯を付けっぱなしで停車していたか・・・、それもありません。車が起動したときにそれらが点灯してはいなかったと確認されました。


そうなると考えられるのは補機バッテリー自体の問題かも知れません。この車は納車されてから2年と9ヶ月、走行距離は約15000キロです。普通であればバッテリーが上がることはないそうです。それにこの車は電欠になると自動でエンジンが掛かって発電する仕組みなのですから。


そうなると補機バッテリー自体、若しくは補機バッテリーへの充電機能の欠陥が疑われる訳です。


今回は車が再起動してくれたので自走してディーラーの工場に運んでいきましたが、再起動しなかったらレッカー車が来て大騒ぎで車を陸送状態で運ばなくてはなりませんでした。


補足ですが、EV車は車軸がモーターと直結しているので電気が無いとロック状態になるため、EV車以外のような牽引が出来ません。つまり、前輪を持ち上げて後輪だけ接地して走ることが出来ません。機構は各社で異なるため一概に同じかどうかは分かりません。


EVにお乗りの方はトラブル対応マニュアルがあるはずなので一読しておくとよいでしょう。火災、水没、その他のトラブル時にどう対応すべきか書いてあります。


今回の様にバッテリーが上がったと言う事態ですが、これはEVに限らずガソリン車でも発生します。昔、マニュアル車は押し掛けなんて荒技が出来ましたが、オートマ全盛の今ではそれも出来ません。今の車は電気が無ければ走らないんですね。


総括すると、車は充電ケーブルが接続されていて走行バッテリーは満充電でした。調べたから分かったものの、調べなかったら補機バッテリーと言うものの存在を知らずにバッテリーが上がっているなんてことに気がつきませんよね。
EV車には異なる系統のバッテリーが存在すると言う事実を知ったことで一つ賢くなりました。


今後、世の中はEV化が進むと思われますが、今回の私の経験を頭のどこかにしまっておいていただけると今後のトラブルの対応も変わってくると思います。

×

非ログインユーザーとして返信する