ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

夏と言えば

涼しくなる話でもしましょう。


これは国道246号線の山北町付近のトンネルです。

取り立てて何か写ってる訳ではありません。
無理に見れば写真右上に口を大きく開けた人の顔らしきものがありますが・・・。
(右上の照明の左上辺り)
見る人が見ると「ああ、これは・・・そうですね」とか言うんでしょうか。(笑)
私はそうは思いませんけど。


さて、私の知人に所謂見える人がいます。
某システム会社の社長をされている方で、年齢は今年で63歳になるはずです。
30代の頃に大病を患い生死の境を彷徨った経験がおありで、その後からどうやらそう言うものが見えるようになったそうです。


その方から以前に聞いた話です。仮にAさんとしておきます。


社員Bさんの運転する車の後部座席にAさんが乗っていた時のことです。
群馬と埼玉の県境に近い客先で会議があったのですが、思った以上に長引いて会議が終わったのが20時を過ぎた頃でした。途中で社員と二人でファミレスで食事をしてから自宅のある川口へ送ってもらっていたそうです。
時刻は22時近くになっておりAさんは後ろの席でウトウトしていると運転席のBさんがブツブツ言ってるので目を覚ましました。
見ると静かな住宅街で車が止まっています。
「どうした?」
AさんはBさんに話しかけました。
「前の車なんですが、横断歩道の前で止まって動かないんですよ」
Bさんの口調からちょっとイラついた感じが伝わってきました。
「お年寄りが渡ってるんじゃないの」
「僕には歩行者は見えないんですけどねぇ」
「ああ。そう言うことか」
Aさんは納得しました。
「どう言うことですか」
B君がそう言った時、前の車が走り始めました。車はハザードを付けて挨拶していました。
「たぶん、前の車のドライバーは見える人なんだと思うよ」
「幽霊とかですか」
「あのね、見える人には普通の人と変わらない姿で見える人もいるのよ。たぶん、歩道の脇に立ってたから渡ると思って止まったんだと思うんだけど、なかなか渡ろうとしないから、ああそういうことかと分かったんだろうね」
見ると歩道横のガードレールに花が供えてあったそうです。


Aさんは免許を持っていますが、ご自分であまり運転はされないそうです。出かける時はもっぱら奥様がハンドルを握るとか。


聞いた話はここまで。


話は戻りますが、私がなぜ山北町などを走っていたかについてお話しますね。


三日前の21時頃のことです。愛車のZに乗ってコンビニでも行こうと家を出ました。
ところで、この車に乗るとちょっとどこかへ行きたくなるんですね。
すぐに東名高速に乗れるようになったので余計です。(笑)
なんとなく高速に乗ると名古屋方面に向かって走り始めました。


さて、どこへ行ったものか。


そう言えば、丹沢湖に行きたいと思っていたことを思い出します。


丹沢湖に行くには2つのルートがあります。一つは山北町からまっすぐに北上する道でこちらはカーブも少なく早く着きます。もう一つは寄と言う地域を抜ける旧道のようなクネクネとした林道です。


もちろん、私は林道が大好きなのでそちらを選択しました。


大井松田インターを降りて10分ほど246号線を東京方面に戻ると「寄入り口」と言う交差点があります。ここには角にコンビニがあるので当初の目的の買い物を済ませて峠道に車を乗り入れました。


寄と言うところは初めて行ったのですが、集落程度の小さな町?でした。
この寄と言う町に行くまでも相当な山道を走ります。途中に鹿や狸に遭遇してます。


すれ違う車も全くありません。


寄を過ぎて左側に中津川を見ながら進むと橋が有りました。不思議なことに何もない道路にハザードを付けたライトバンが一台止まってました。しかも中は無人です。横っ腹にはセコムのマークが・・・。


周囲に民家など建物はありません。謎だ・・・。


橋を渡って進むと舗装がどんどん悪くなり、とうとうダート(未舗装)になりました。
いよいよ来たかと見構えます。(この太いタイヤはダート走行には不向きなので)


時計を見ると22時を回っていました。


道幅は車1台が通るのがやっとと言う細さです。すれ違う場所があまりありません。
外灯など全くありませんし、真っ暗です。ほんと、真っ暗。


ここでライトに照らされた道を白い半透明なものが一度横切りました。
ちなみに、こんな峠を夜中に走っていると同じようなものを何度か見ています。
気にしませんけど。


暫くガタガタと未舗装の道を進むと路肩に横浜ナンバーのクラウンが止まってました。
もちろん、無人です。
なんでこんな山奥にと首を傾げます。


そしてさらに進むと・・・・ガーーーーーン。


通行止め。


カーナビで確認するとこの道しか丹沢湖に続く道はありません。


しかたない、帰るかとカーナビを自宅にセットしました。(事前に登録した自宅です)


来た道を戻り、車は246号の交差点に着きました。本来であれば支持は左折で東京方面へ向かうはずが何故かカーナビは右折しろと言います。


ああ、戻って大井松田から高速に乗れと言うことかと納得しました。
しかし、案内は大井松田インターへの分岐に来ても左折の案内は無く直進しろと言います。


時計を見ると22時45分です。
御殿場まで戻って高速に乗っても0時前には家に着くなと思いそのまま走りました。


暫く走ると車は山北町に入ります。
すると「800メートル先右折です」と言う案内。


????


目的地を見ると丹沢湖になっています。


あれ


自宅を指定したはずなのになんで丹沢湖に行こうとしてるの?


そもそも最初に丹沢湖に行こうとした寄経由のルートは1本道なのでカーナビはセットしてません。


だから、カーナビは私が丹沢湖を目指したことは知らないはずなんですよね。


そして、何度も自宅へ帰ると指定しても自宅が丹沢湖になっちゃうんです。


おかしいですよねぇ。


まあ、自力で帰ってきましたけど。


なぜかカーナビは私を深夜の丹沢湖に行かせたかったようです。


不思議ですよね。

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