天気は良かったけど低調なマダイ釣り
11月25日
例年、この季節になると外房の大原で秋タイの数釣りが楽しめるようになります。
しかし、この数年は釣れる数が減っています。
船宿の女将の話では遊漁組合が一生懸命に稚魚の放流事業をしているのに漁師達がそれを網で大量に取ってしまうのだそうです。それも、漁師達は放流事業に参加していないと言うのです。(事実かどうかは分かりません)
実際のところ、5年前くらいは一度に10枚くらい釣れたマダイですが、この数年は多くて5枚程度です。
先月、悪天候のな中マダイ釣りに出たのですが、4人で二人がボウズ、二人が3枚ずつと言う釣果でした。
今回はそのリベンジで出かけました。
前回は午前船(6時~11時半)でしたが、今回は午後船(12時~16時半)に乗りました。
今回は12名乗船し半分の6人が初心者でした。
船着き場で待機していると12時に午前船が戻ってきました。
釣果を聞くと芳しくない様子。ボウズのお客さんが何名かいたようで、午後船の初心者諸氏は少し不安そう。
客の入れ替え後、船はすぐに港を離れます。
約30分程走り、船は大原沖に到着。周囲には5隻ほどの釣り船がいます。いつもは北東の太海沖に行くのですが、そちらの様子が芳しくなかったのでしょう。
船長の始めての合図でサル海老をつけたヒトツテンヤと呼ばれる仕掛けを海に投入。
水深は30メートル前後です。
しばらく投入を続けるも、釣れるのはベラばかり。
予想だとウマガラハギが大量に釣れる感じでしたが、今回は割と少なめでした。
そのうち、誘い上げるように上に竿を上げた時にいきなりのアタリ。
やっとのことで本命をゲット。
残り一時間くらいのところで建て続けにマダイとヒトツテンヤ釣りでは珍しい大きなイサキを釣り上げました。
アタリが非常に少なく、前回ボウズだったS氏は諦めかけていたころに念願の一枚をゲット、そして前回3枚だったI氏は今回1枚のみ。
リベンジ成った人と返り討ちにあった人。(笑)
まあ、原因は潮が全く動いていなかったことと、初心者が多いため船長がオマツリを気にしてエンジンを掛けて船を流さなかったことです。
そして、16時半に終了。
この日のトップはベテラン氏の5枚。
初心者さん達は小ぶりなタイを3枚、大きなメバルでした。
潮が動いていればもう少し良い結果になったかも知れません。
私の釣果。
イサキが30センチくらいですから、タイは少し小ぶりですね。
まあ、塩焼きには丁度いいでしょう。
魚釣りは海だけに波がありますので、良い時もあれば悪いときもあります。
懲りずに通い続けないと良い結果は得られません。
まあ、女将と馬鹿話しをするのも楽しいので私は通います。
さて、次は12月。今年の納竿となるヒラメ釣りで終わりです。