ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

高い壁が・・・

相変わらずサックスの練習を続けています。


音楽に興味のない方は読まなくて結構ですよ。(笑)


これは私の悪戦苦闘の記録として書いてます。


さて、課題曲のFly Me To The Moonですが・・・・高い壁にぶち当たってます。


この曲、テンポが116と意外に早いです。



音楽ド素人の私なりに勉強はしてるんですが、難解な楽譜に頭が混乱。


この曲は4/4なんですね。どういうことかと言うと、1小節に4分音符が4つですよと言うこと。


現在、丸く囲まれたフレーズで苦戦中。


ある程度の速さでは吹けるんですよ。


ええと~。テンポ60だと4分音符は1つの音符を1秒で吹くんです。


1小節に4分音符4つだと4秒で吹くのです。


だから、テンポ116と言うのはその倍の速さで吹くことになります。


4分音符は0.5秒、8分音符はその半分の0.25秒、16分音符は0.125秒です。


何言ってるかピンと来ないですよね。


テンポ116の4/4だと1小節を2秒で吹きます。


楽譜の最初は4分音符のシで、前小節のスラーの続きで、0.5秒引っ張ってその後16分音符でシ・レ・ファ・ラ、8分音符のド、そして4分音符のシ、最高音の8分音符のファと続きます。


シ・レ・ファ・ラですが、レ・ファ・ラはオクターブキーを押す高音域の音です。


シは左手の人差し指のみ、レは左右の8本の指で全て押さえつつ、左親指でオクターブキーを押します。最後のファはオクターブキーを押しながら左右8本の指を開放して左手の指の腹でサイドキーのみ押します。


これらの動作を0.125秒で連続して演奏します。


多分、今の私ではテンポ60程度ならこのフレーズは吹けます。しかし、116となると間に合ってません。( ノД`)シクシク…


ここだけでも何百回吹いたことでしょう。


ピアノやギターなどは叩いたり、はじいたりすれば音が出ますが、管楽器は息で吹くのでここでタンギングなる厄介な音を切る技術も要求されるので・・・。


CDに収録された模範演奏を聴くと悲しいくらいに違いが分かります。


この指の動きの速さは一長一短で習得できるものではなくて、長くやってるうちに動くようになるんですね。


たかだか8か月くらい練習しただけでそんなに吹ける訳がない。


この曲は秋の発表会用に選んだのですが、この壁が越えられないととても人前で吹ける出来にはなりません。


6月まで頑張ってみますがマスターできないようなら曲の変更も検討しています。


変更予定の曲は上田正樹さんのヒット曲「悲しい色やねん」と言うバラードです。


こちらはテンポが72とスローバラードです。


ゆっくりで吹きやすいのですが、それなりに罠は仕掛けられています。(笑)

曲の最初はト長調で始まります。

途中でホ長調に転調します。(ボケてる)

そしてまた途中で転調。


♯が4つありますが、これはドレファソは半音上げて吹きなさいの意味。(笑)


このように吹かないと伴奏のピアノのヘ長調に合わないんです。


この先頭の♯は以降の楽譜に影響します。部分的に替えたい時は臨時記号の♯、♭、♮を付けてきます。


最近はだいぶ慣れて来たのでこの罠にはまることも減りましたけど、結局はゆっくりと吹いて覚える以外になくて、演奏しながら即座にこれらを判断するなんてのは無理です。


何十年も吹いてるプロならサラ~っと吹いちゃうんでしょうね。


ただただ尊敬します。

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