契約寸前までいった家
妻飾りのデザインを考えつつ、暇を潰している今日この頃です。
積水ハウスと最後まで競合していたのは東急ミルクリークでした。
これはそのシリーズのコレクトと言う、オランダ植民の方達が好んで建てたアーリーアメリカンな家です。
特徴は玄関前のカバードポーチ。
そして、これが南側。
庭の方にはカバードポーチテラスがついてお洒落な造りでした。
うちの女性達からは評価が高くてこれで行こうと言うことに体勢は傾いていたんです。
ただ、私が基礎の作り方と外壁がラップサイディングだったことで少し難色を示していたんですね。
当時、同じ規模の間取りで東急、セキスイハイム、積水ハウス、一条工務店の4社に見積もりを依頼していたんですが、一条さんは設計士が一度も顔を出さないことに私が腹を立てていると辞退してしまいました。
この家、延べ床面積が50坪ありました。
出てきた建物の見積もりは大体以下のような数字。(外構別)
セキスイハイム グランツーユー 6500万 値引き300万
東急ミルクリーク 6500万 値引き1500万
積水ハウス 5500万 値引き450万
※東急さん、全て無垢材、木製サッシ、階段手摺りも無垢材彫刻仕上げ、ドアも無垢材一枚板加工
ここで、セキスイハイムさんは間取りも全然だめで脱落。
一番安かったのは東急さん。でも7月末に契約が条件。それ以降だと値引きは900万。
誰が7月末に契約するって言ったーっ。
あんたんとこはもういいと即日お断り。
ここから二転三転して今の平屋に落ちついたんですが、隠し球を最初に取り出した東急さんの戦略ミス。
だって、ここからでしょ。色々と削ったり、間取りを変えて予算まで持っていく打ち合わせは。
あんたらの都合で家を建てるつもりはさらさらないですからと言い放った訳ですよ。
ここで駄目なら、第2グループとして温存していた三井ホーム、住友林業、スゥエーデンハウス辺りと話すつもりでいましたから。
まあ。結局、積水ハウスさんと進めることが出来たんですが。
いまでこそ積水のベルバーンにぞっこんですが、女房は最後までミルクリークに未練を持っていました。