「占いの勉強をしています」と訪れた統一教会の信者を家に招き入れたBさん(70代)。占い料として3000円を支払ったが、信者は「霊界で祖先が苦しんでいる」と(教会の施設である)霊場に誘導。
そこで霊能師から「このままでは夫の命はない」と脅され2300万円の「念珠」を購入。その後も次々と高額商品を購入させられた。その後、別の信者から、「象徴献祭」(献金にかわる献物)として自宅の不動産を担保に7億3000万円を銀行から借りることを強要。「きれいな家系にならないと子孫に早死や離婚が出る」と脅され、被害額は7億7000万円にのぼった。
他にも
Aさん(40代)の養母は心臓手術のため入院。統一教会の信者である姪が、教団幹部を引き連れ「聖本10冊を家に入れなければお母さんを助けられない」と創始者・文鮮明氏の説教集『聖本(1冊約3000万円)』の購入を強要。
養母名義の預金から3億円を献金させ、その後も「お母さんが心臓病なのは先祖の罪を背負っているからだ」と、4年にわたりさらに約1億9000万円を奪った。
マジであり得ないんですけど。
あの人達は常に対象者を探してるんですね。
何かに縋りたいと思っていて資産持ちの未亡人なんかをターゲットにします。
集めた金は教祖や教団幹部達の豪遊や高級車の購入、豪華な教団施設の建設資金になる。
信者達からのクレームが嫌でマスコミは報道を控えていたと言う情報を漏れ聞きますが、マスコミ本来の姿に立ち戻ってこのような被害についてもっと報道するべきです。
霊感商法とは何か、どんな手口なのか、彼らのマインドコントロールの手法など広く報じて被害者を減らす努力をすべきですよね。
統一教会は訴訟を起こされた額だけで35年間で1235億円の利益を上げているそうです。恐らく被害はこの数倍の額に及ぶのだとか。
統一教会はアメリカに本拠があり、活動資金を得る為に日本がその標的となったとされる。
とにかく、どんなことをしてもいいから日本人から金を巻き上げろと命令が下った。
当初は信者達には廃品回収などをさせていたが、次第に物販等で資金を獲得するなどの展開を見せる。
やがて教祖の霊力が宿るとされる物品を高額で買わせる霊感商法に発展していく。
ちなみに、ペンタブで有名なWACOMも統一教会配下の企業であったが、現在は統一教会とは縁を切り事業に専念していると言う。
いずれにせよ、教団幹部にとって信者は単なる金を集めるための道具に過ぎなかった。
もし、本当に地獄が存在するなら人を騙して奈落に突き落とす彼らこそがその対象となるのではないだろうか。
ただ、教義にあるように生前の悪事によって死後に地獄に落ちると信じているならば到底出来ない所業であるから、教祖や幹部達は現世こそが全てであり、死後の世界など全く信じていないのだろう。
実際のところ冷静に考えれば怪しい話なのだが、彼らの話しは追い詰められた人間には神の福音と感じられるのかもしれない。
それだけ、日本と言う国の人々は心が病んでいると言うことなのだろうか。
ただし、苦悩する貧乏人には救いの手は差し伸べられない。
だから貧乏人の私などにはお誘いが掛かることはないだろうが、資産家の未亡人の方は用心された方が良い。
彼らは全ての調べ尽くして攻略法を考えて貴方の前に現れるから・・・。
蛇足になるが違う宗教の話、私ら夫婦が新婚時代に入居したアパートの大家が某学会の信者で町内の集まりがあるからと女房を呼び出したことがある。
行ってみると話題は某学会に入信すれば幸せになれると数十人の信徒に囲まれてなかなか返して貰えなかったと言う。
もちろん、入居して半年で我々はそのアパートを引き払った。