1年と4か月
タイトル通り、サックスのレッスン受けて1年4か月経ちました。
何が変わったか。
楽譜が以前より読めるようになりました。
音楽の記号やその意味がだいぶ分かるようになりました。
サックスの吹き方が以前より改善されて音が少しだけまともになりつつあります。
楽譜には音符で音の高さと長さが書かれていて、さらにそこにアーティキュレーションと言う吹き方(強弱などの演奏の方法)が書かれていて、これに基づいて吹けと言う指示があります。
これら作曲者の意図を忖度して吹かないと曲として成立しな訳です。
さらに、これにアレンジを付けた楽譜が色々あって、ジャズ風、ボサノバ風なんて異なるリズムもあったりして初心者には地獄のような世界です。
私の場合、飽くまで趣味の範囲でやっているので人前で吹く機会は殆どないので、プロを目指す方々のような血の滲むような練習こそしませんが、それでも毎日2時間程度は吹いています。
レッスンのコミュニティーには20人程のメンバーが居て、師匠を中心に皆さん定期的に指導を受けています。
女性の殆どが吹奏楽部出身の方々、それに比べて男性陣はリタイア後の趣味で始めた方ばかりで、演奏のレベルが桁違いです。
片や10数年のキャリアの方々とたかだか初めて1~2年の我々男性陣との違いは明確です。
それでも、必死に練習してなんとか吹こうとする男性陣の姿勢には拍手を送りたいと思います。
さて、私が曲を練習する際はまずは電子サックス(YAMAHA YDS-150)で練習します。
ある程度吹けるようになったら練習用の本物(YAMAHA YAS-280)で吹いてみます。
そして、そこそこ吹けるようになったら、勝負機であるSelmer製のSuprameと言うサックスで吹きます。
入門機であるYAS-280とSuprameでは音がかなり違います。
音の丸みや厚みが違う感じですね。
プロが吹くとはっきり分かるんですが、私のような素人が吹いても違いは出ますね。
吹いたものは録音して聞いてみます。
これって大事なことで、模範演奏との違いを感じて、どう改善すべきかを考えるのに役立ちます。
ところで、未だにキーを間違えて音を外すんですが、これってボケの初期症状なんでしょうかね。
ボケないように始めたサックスで自分のボケ具合を確認しているようで、なんとも自虐的ですよね。
今回は同じ曲「スターダスト」を電子サックスと本物で吹いたのを張り付けておきます。
違いが大きいと思います。
演奏の精度と言う意味でまだまだですが、女房からプロを目指す訳でもないし、そこそこ吹ければ進歩じゃない? と慰められています。(笑)
夕方の河原で颯爽とサックスを吹く自分を夢想する65歳です。(爆)