日本の貿易規制強化に韓国政府はパニックに陥っている。

日本のマスコミが韓国の不正輸出リストを公開するとそれに対しておまえもしてるだろと言い返す。

北朝鮮のミサイルの発射に使用されたクレーンは日本製、核施設で使用されている油の攪拌機が日本製、墜落した北朝鮮の無人機に搭載されていた無線設備が日本製でないかと。

最後には核施設の食堂で使用されている茶碗は日本製だとか言い出しかねない。

今、世界中で日本製の素材や機材が使われている。先のクレーンに関しては橋を建設するのに使うのかミサイルに使用されるのかまで追跡は不可能だ。

日本から許可を得て北朝鮮に輸出された民生品でも悪用すれば武器になるものは数え切れないのだから。

韓国の不正輸出リストの内容には直接的に核兵器や化学兵器に使われる機材や素材が含まれる為に問題視された訳で、上のような機材については言いがかりに近いものがある。

「おまえのところだって不正に輸出した事実があるだろ」

「それで？」

日本の官僚の返事はこれだけで良い。

こちらの案件はこちらで対処する問題であって、大きなお世話と言う事だ。日本政府はこの問題について調査をして摘発し、処分も為されている事案だ。

そんなものは免罪符にはなり得ない。

韓国のマスコミはようやく事態の重大さに気づいたのか政府に対する批判を強めている。ただし、日本も悪いがと言う枕詞が必ず付いているのがムっと来るが・・・。

２国間で交わされた請求権協定は国際的な約定であって、それを覆すことは国家関係の破綻を招く行為だという事に気づいていない訳がないのだ。

何が今の状況を招いたか韓国政府もマスコミも知っているのだ。知っていながらそれを認めたがらない。認める事は敗北を意味するからだ。反日教育が浸透した韓国において日本擁護の発言をすれば命取りになりかねない。

かつて、日本統治時代は良かったと発言した老人が周囲から暴行を受けて死亡した事件が発生している。かの国の人は頭に血が上る物事の善悪を判断する部位が機能停止に陥るのだ。

政府要人は事を治めようと言うはせず国民は一丸となって日本と戦うべきだと煽っている。直接の被害者となる企業や国民に対して忍耐を求めているのだ。どんなに苦しい状況になろうと耐え抜けばやがて我々は勝利すると叫んでいる。

本来は政府がことの本質である請求権協定を遵守し、各種の訴訟問題については協定に基づく国内問題として解決すると表明すればそれで済む話なのだ。

そもそも今問題となってる徴用工被害者（全てではない）ら対して、当時の日本政府は個人補償をしましょうかと提案したが、それはこちらでやるからまとめて寄越せと言って全額を国庫に納めてしまった。その金は高速道路になり製鉄所になり現在の各国の国の基盤となったのだ。

こう言った日本との過去のやり取りを韓国政府は隠蔽している。未だに慰安婦に対して日本は一度も謝罪していないと思っている人が多いことに驚きを隠せない。政府もマスコミも同じ方向しか向かない。

日本を永遠の悪者にする事で利を得られる時代は終わりに近づいていることに気づかない。ならば、国交を正常化して協力していくことが将来の為になると思わないのだろうか。

こんなことをすれば日本も大きな被害が出ると思っている韓国人は少なくない。しかし、今回の経済戦争で韓国と言う国が如何に日本に依存しているか多くの国民が知ることになるだろう。

日本にも痛みがあると警告する知識人は沢山いるがそれは現在は多数派ではない。
次の参院選でこれまでの韓国の傍若無人な態度に不満を持つ人が現政権を支持するなら
ば勢いに乗って韓国と言う国が音を上げるまでその手を緩めないことも十分にあり得るのだ。まさに侍魂「肉を切らせて骨を断つ」だ。

これまで「なあなあ」的な態度に終始してきた外務省の対応にも問題は多かった。韓国に対する援助や補償などホイホイと言われるままに支出してその場しのぎの対応でお茶を濁して来た過去がある。しかし、そこで使われたお金は言うまでもなく我々の税金なのだ。
役人の中には巨額の予算を与えられると自分が権力を手に入れたと勘違いする輩が多い、過去に何度もそんな発言を耳にしたことがある。馬鹿も休み休みにして欲しい。

韓国と言う国をここまで傲慢にしてしまったのは言うまでもない日本そのものなのだ。

今回はここまで来たのだ、尻すぼみに事態の収拾を図ろうなどと思ってはいけない。

令和と言う時代はこの歪んだ日韓関係に新しいくさびを打ち込まねばならない。