ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

開局までの道のり1

無線局開局の道のりですが、簡単に説明します。


始めて免許を取得する場合は以下の通りです。


①資格の取得(国家試験突破、若しくは講習会受講(4級と3級のみ))
②無線従者免許証の交付
③開局申請
④局免許取得(コールサイン授与)


コールサイン(局免)は5年の有効期限がありまして、更新が必要です。これを忘れると失効となります。


コールサインと言うのはテレビ局などにも発行されていまして、日本テレビがJOAX、フジテレビはJOCXなどです。良く、フジテレビの局アナがCXとか言ってるのはこのことです。これは無線局と呼ばれるものには必ずあるものでして私達のようなアマチュア無線家にも一人一つのコールサインが割り当てられます。


コールサインはJA1ABCの様な形式で、JA1の部分をプリフィクス、ABCの部分をサフィックスと言います。


プリフィクスの先頭から2文字のJAはJE、JH、JR、JG、JI、JJ、JK、JL、JM、JN、JO、JP、JSなどがあり(妖しい)、この組み合わせは国として日本の無線局であることを表しています。7J1や8J1なんてのもあります。


プリフィクスの先頭から3文字目、数字の部分はエリアと呼ばれていて0が甲信越、1が関東、2が中部、3が近畿、4が中国、5が四国、6が九州、7が東北、8が北海道、9が山陰です。


サフィックスはAAA~XZZまでを個人局、YAA~ZZZまでを社団局に割り当てています。


このコールサインは失効してから6ヶ月は猶予期間ですが、これを過ぎると再割り当てと言って他の申請者に割り当てられてしまいます。


私達が免許を取った1970年代には「世界に一つの自分のコールサインを持とう」などと宣伝していたのに、足りなくなった途端に使っていない奴のコールサインを再利用しようと言う安直な発想になったのはいかにも役所と言う感じですね。


先日届いたのは②に該当する無線従事者免許証です。私の場合はまずこれを再発行申請してもらった訳です。


そして③の開局申請ですが、そのまま提出するとかつて誰かが使用していた見知らぬコールサインが割り当てられてしまいます。


開局するなら昔使っていた馴染みのあるコールサインが良いですよね。


でも誰かが使っていたらそのコールサインはもらえません。そこで、総務省・電波利用ホームページの無線局等情報検索ページを開いてコールサインが使用されていないことを確認します。


私の場合は未使用(以前使っていた方が失効している)でした。


チャンスです。


昔のコールサインが欲しければ③の開局申請をする時に以前使っていた局免のコピーかそのコールサインがかつて自分が使用していたものである証拠資料を添付してやる必要があります。


私の場合は古い局免もないためJARL(日本アマチュア無線連盟)に依頼してコールサイン確認書と言う書類を発行してもらう必要がありました。

これで昔このコールサインを使用していたと言うお墨付きをもらった訳です。


開局申請には開局申請書と言う書類を書いて、コールサイン確認書を同封して所在地を管轄する電波管理局に提出します。


ところが時代ですねぇ。最近はWeb申請が出来ます。Web申請をすると手数料がなんと500円安い上、画面から必要事項を入力したり項目をチェックするだけで申請ができちゃいます。


おおお、なんと便利なんだろう。


早速やろうとWeb申請を開きました。


ところが・・・まずはIDを発行してもらわなくてはなりません。氏名や住所などを書いて手続きをすると、なんとIDと仮PWを1週間程度後に郵送してくると言うのです。


えーーーっ。メールでいいじゃん。中途半端なことしやがって。これって役所仕事の不思議ですよね。自動発行すりゃあいいのにさぁ。人件費や郵送費が省けるのにねぇ。


中途半端だなぁ。


IDと仮PWが届いたらやっとWeb申請が出来ます。申請したら約1ヶ月くらいで局免が郵送されてきて目出度く開局となります。


この下りはまた別の機会にでも。

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