ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

免許が届きました

5月7日に無線従事者免許再申請書を投函した訳ですが、5月29日に無事届きました。


29日にポストを覗くと自分で書いた返信用封筒が入ってました。案内書とかは全くなくて封筒の中に無造作にこの免許だけが入ってました。


私が最初に免許を取得したのは1974年、今から45年前の事でした。今の免許は時代の流れでクレジットカードサイズになりましたが、昔の免許証はこんな感じでした。

それにしても、再申請ですが最初に申請した時から4回ほど転居しているんですが、今回は名前だけで申請が可能でした。簡単過ぎませんかねぇ、私の様に変わった氏名なら良いですが佐藤弘みたいな同姓同名がいるような氏名で申請したら免許が来てしまいそうです。謎ですねぇ・・・。


さて、アマチュア無線の免許と言うのは4種類あります。


4級アマチュア無線技師


入門クラスですね。出力20W以下の無線機を使って通信を行うことが可能です。
JARL(日本アマチュア無線連盟)の開催する2日間の講習会で取得できます。もちろん、独学で1発受験も可能です。


3級アマチュア無線技師


出力50W以下の無線機を使って通信を行うことが可能になり、さらにCW(モールス通信)が出来るようになります。
4級を持っていれば1日の講習で取得可能です。もちろん、1発受験もあります。


2級アマチュア無線技師


出力200W以下の無線機を使って通信を行うことが可能になります。また3級にプラスして利用出来る周波数が増えます。この辺りから3級までの基礎知識だけでは合格は難しくて、さらに突っ込んだ勉強をしないと合格できなくなります。講習会では取れないかもしれません。我々は昔「2アマ」と呼んで憧れたものですが、出来れば取りたいですね。


1級アマチュア無線技師


原則として出力は無制限になります。とは言え余程の山奥でもないかぎりキロWを出力する申請は通らないようです。持っていてもあまり意味がないかも知れません。ただ、持っていれば「1アマ」として尊敬されるかも知れません。


先日、若い人から「無線てなに?」と質問されました。


トランシーバーを使って不特定多数の人と電波を使って通信(会話)が出来るもので、おまわりさん達が使っているでしょと説明しました。一人のおまわりさんが無線で話すと警察署や多くのおまわりさんがこれを同時聞いて行動を開始するとか・・・。


すると「携帯でいいじゃん」と言われてしまいました。


うーん、まあそうんなですけどね。


ただ、周波数を合わせれば多くの人が同時にメッセージを聞くことができると言うのが携帯電話と大きく違うところで、軍隊や警察の機動隊、消防などのようなチームに情報を同時に伝えるツールとして未だに使用されている訳です。携帯で100人に連絡するのは大変ですよね。伝言ゲームみたいになっちゃうし。


まあ、LINEのグループ会話の音声版とでも言うのでしょうか。


実際のところ、今ではインターネットを使えば同じ事が出来る時代になってはいます。わざわざ高い無線機を購入して苦労の末にアンテナを上げてやる必要もないと言われればそうなんですけどね。結果として無線から引退した方は相当数居ます。誰かと会話することだけを目的とするならばそれで十分ですからね。私の昔の無線の仲間はほぼ全滅です。


ところで、3.11の時に電話は繋がりましたか?


無線は繋がったんですよ。無線家の方々は自分の地域の情報をみんなで共有して各地に伝えました。どこの道路が使える。どこのガソリンスタンドは営業している。支援物資がどこに来ているなど。回線がパンクすると言うことはないんですね。


では無線の魅力とは?


そうだなあ、アメリカに行くなら今はジェット機で1日で着くことも可能ですよね。しかし、100年前はどうだったか。帆船で何ヶ月も荒海を越えて行かねばなりませんでしたよね。外洋ヨットを愛好する人であれば小さなヨットでアメリカに行くなんて夢を持っていたりしますよね。


そうなんです。アマチュア無線と言うのはヨット愛好家が太平洋を単独航海しようとするのに似ている感じでしょうか。今は簡単にできることを敢えて難しい方法でやるみたいなもんです。


何でも簡単にできるようになった便利な時代に逆行する趣味と言えばそうでしょうね。


そこにロマンがある。


分かるかなあ?


分かんねえだろうなあ?


(^^)


それではまた。

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