無線周波数の話
電波の話。興味の無い方はスルーしてくださいね。
無線とは特定の周波数を使って通信をするんですが、好き勝手に電波を出せる訳ではありません。
これは国際的な条約によって割り当てが決まっています。
事業用周波数(放送局)とか航空無線とかちゃんと区分されています。これらは日本では電波法と言う法律で細かく規定されています。
つまり、我々アマチュア無線家もまた決まった周波数の中で通信を楽しんでいる訳です。
少し解説をします。
HF(短波:High Frequency)帯
3MHz~30MHz
アマチュア無線で許可されている周波数は
1.9MHZ、3.5MHz、3.8MHz、7MHz、10MHz、14MHz、
18MHz、21MHz、24MHz、28MHz
VHF(超短波:Very High Frequency)帯
30MHz~300MHz
アマチュア無線で許可されている周波数は
50MHz、144MHz
※テレビやラジオのFM放送もこの周波数帯で放送されています。
UHF(極超短波:Ultra High Frequency)帯
300MHz~30GHz
アマチュア無線で許可されている周波数は
430MHz、1200MHz
※テレビの放送もこの周波数帯で放送されています。
また、AMラジオなどで使われる短波(SW:Short Wave)とも呼ばれますが、放送局への割り当ては526.5kHzから1620.0kHzまでと法律で定められています。
アマチュア無線で許可されている周波数は
135KHz、475KHz
それにしても、自分で買った機材で自分で電気代を払って電波を出しているのに最近では電波税なる税金を払うことになっています。アマチュア無線家は数百円ですが、放送局は数百万も払っているそうです。
懐かしい無線機シリーズ
これは松下電器で1970年代に発売されていた50MHzのハンディートランシーバです。RJX601と言う機種でして、5万円前後の値段で売られていましたが、高校生にはなんとか手が出る価格で人気がありました。
これを持って少しでも遠くの人と交信したくて高い山に登っものです。
無線なんて珍しいのか、やっていると通る人が興味深げに見ていたものです。(^^)
5/28現在、再申請した無線従事者免許証はまだ届きません。(TT)
早くしないとコールサインを誰かに取られちゃう!!