短波帯トランシーバー
高校1年の頃にアマチュア無線と言うものに始めて触れました。
クラスメイトに二人、アマチュア無線家がいて高校のアマチュア無線クラブの部室に連れて行ってもらいました。
男の子ってのはこう言うのに弱いんですよねぇ。(借り物)
もう、なんか目が釘付けになって・・・。
一緒に行ったクラスメイトも同じような顔してました。
そして、翌年には二人とも無線の免許を取ったわけです。1974年の事です。
今日は短波帯トランシーバーの話を少し。
最初に手入れたのがこの無線機(リグと言います)です。
TORIO(現在のKENWOOD)製TS-311です。
シンプルですね。いわゆる入門機です。真空管で動いていて重さは10キロもありました。結構でかかった。
友達から譲り受けた中古のトランシーバーです。短波帯と3.5MHz~28MHzの間の通信が可能です。短波帯はHF帯ともいいます。
HF帯は波長が長いため遠くと通信するのに向いています。海外と通信する猛者達はこの帯域で頑張っています。
3年ほどしてこのTS-311は壊れてしまいます。そして新しく手に入れたのがこれ。
KENWOOD製TS-520Xです。
だいぶ色々と増えていますね。それでもまだシンプル。この辺りからオールトランジスタの時代に突入。
無線は結婚してしばらくやっていましたが、仕事も忙しくなりとうとう免許の更新をせずに失効してしまいました。その後、他の方にコールサインを使用されてしまいます。
そして、今から15年ほど前に一度復活しました。コールサインが再び空きになっていたので復活しました。その時に買ったリグがこれです。
KENWOOD製TS-820です。
時代を反映して表示がデジタルになっていますね。
しかし、こ時も更新を忘れて失効してしまいます。(TT)
コールサインは再び他の方の元へ・・・。
で、また空いたので懲りずに再申請となった訳です。
そして、今回の再開局の為につなぎとしてオークションで購入したのがこれです。
KENWOOD製TS-690です。
上の機種に比べてかなりコンパクトです。デジタル~って感じですよね。色々な機能も増えて覚えるのが大変そうです。なんかボタンが・・・。
KENWOODは型番の先頭の数字が大きいほど上位機種です。もうこの6番台の機種は生産中止で今は9番台,8番台のみ(HF帯は)です。最上位の990は76万円と大変高価な機種です。さすがにそこまではいらないなあ。
そして、来年になってちゃんとしたアンテナが上がった暁には下のリグを買う予定です。
八重洲無線のFTDX101と言うベストセラー機です。
すごい進化を遂げています。もうボタンの嵐。使いこなせるとは思えない。(^^)
このリグですが、デビュー当時はこんなにシンプルだったんです。1970年代。
憧れのワンノーワン(101)。実はオークションで8000円で売りに出ていて、飾るだけでもいいので欲しいと現在入札で競ってます。使用に耐えるかどうかは不明ですが、電源は入るようです。古い方が私らには味わい深いものがあるんですけどね。
今回はHF帯の話をしましたが、VHF帯やUHF帯の無線機もあります。それはまたの機会に・・・。