ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

悩むのは音色

早い物で9月からサックスのレッスンを受け始めて早7ヶ月が過ぎました。



それまで我流で吹いていた訳ですが、レッスンで色々と指摘を受けて矯正されました。


①姿勢
②サックスの持ち方
③マウスピースの咥え方
④息の入れ方


サックスを始めてすぐに挫折する人は音は出せるのに、吹くことがとても苦しいのです。


以前にもサックスを吹くのは苦行と表現したと思います。


しかし、レッスンを受け①~④について学ぶことでかなり改善されます。


管楽器は吸い込んだ息を使って音を出すことはご存知でしょう。つまり、多くの息を吸い込むことにより、長音や音の強弱が付けられるようになります。たくさんの息を吸い込むためには①の姿勢が大事なのです。


姿勢が良くなれば②のサックスを持つ形も決まります。吹きやすい持ち方って言うのがあって、これが安定しないと演奏も安定しないのです。プロ野球選手がバッティングフォームを崩して打率を落とすなんて言いますが、それに似ているような気がします。これも個人の体型などがあるので指導者により矯正の必要があります。


さて、音を出す上で最も重要なのがマウスピースの咥え方(アンブシュア)です。これが安定しないと安定した演奏は出来ません。②のサックスの持ち方が決まって、マウスピースが吹きやすい形で口に入るようになります。


最初の頃は咥え直す度に音が出るように微妙に位置を調整しないと駄目でしたが、今では位置が安定しているために咥えた途端に音が出せるようになっています。①~③までは吹くための基本です。


サックスの練習に長音(ロングトーン)と言うものがあります。一回の息で長く音を出す練習ですが、この成果として一息で1小節から2小節の演奏が可能になります。演奏中には音の強弱を付けたりしますが、肺にどれだけの息が残っているかが重要です。


④の息の入れ方は音の善し悪しに決定的に影響します。ここがサックスの一番難しいところでして、同じ曲を吹いてもプロとアマでは決定的に音色が違います。ここに経験の差が大きく出てくるのだそうです。


師匠は始めた頃に比べて息の入り方が良くなってるのでかなり鳴りが良くなってると言います。


具体的に表現するのが非常に難しくて、師匠は良くサックスのネックを見ろと言います。視線もそうですが、音の方向とも言います。高音を出す時と低音を出す時、微妙に口中の形が変わります。すごく微妙な変化なのですが、意識して変えていると言うよりも咥え方や息の入れ方など全ての要素で決まります。これはこうすればいいと言うのでは無くて体が覚えていくものなのですね。思考錯誤していく上でその形に巡り会う瞬間があります。そして、さらに自分の目指す音に巡り会うまでそれは繰り返されます。


ところで、今までは吹く上での技術的な話をしましたが、使う楽器によっても大きく変わります。これって、結構な違いがあります。替えることで吹きやすくなったり、音が良く鳴ったりします。


今回、入門機からいきなり上級機種に替えるたことで音もそうですが、吹きやすさなどが激変しました。それは感動的に変化だったと言えます。


基本を繰り返して体に馴染ませ、良い楽器を使うことでサックスの演奏は少しずつ上達していきます。もちろん、都度師匠の指導によるものですが、今まで一曲吹き通すことが出来なかったのに吹けるようにもなりました。


でも、未だにナマクラな音には変わりはありませんし、指の動きも追いつきません。もちろん、始めた頃に比べれば進歩はしていますが、とても納得の行く水準には程遠いです。


楽曲についても耳コビが多くて、楽譜を見ながら吹くのは苦手です。師匠が口で音階を言うと指が動くようにはなってますが、楽譜を見て指が連動しません。一度頭の中でドとかミと言うものに変換しないと指が動かない。それでも五線内に収まっている音符にはだいぶ反応できるようにはなってますが、それほはみ出ると・・・。


現在、秋の門下生による発表会用の曲も決まって練習しています。


曲としては吹けるようになってはいますが、プロの模範演奏のCDを聞く度になんと貧弱でナマクラな演奏なのだ、こんなのを人前で披露するのは嫌だなと思ってしまいます。


私は毎日2時間程度の自主練を続けています。


部屋猫には申し訳ありませんが、我慢して貰う他はありませんね。(^_^)

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