ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

日本の戦略は1

アメリカはNATO諸国と供にロシアのウクライナ侵攻に対して西側陣営の価値観としての民主主義を守ると言う名目で軍事支援を行っています。


今回の戦争でアメリカは自国民の血を一滴も流さずにロシアの国力が低下させられることは大変意味のあることなのです。


今回の戦争に関してはアメリカの謀略と言う噂もあります。


ウクライナを軍事支援することで戦争を長期化させてロシアの軍事資源を消耗させる。石油と天然ガスなどの化石燃料の輸出を減少させ国家財政を低下させ、さらに半導体や部品の供給を止めてハイテク兵器の生産や開発を停滞させる。


アメリカはドイツなどエネルギーをロシアに依存していたヨーロッパの国に対して制裁と言う口実で輸入を止めさます。アメリカはヨーロッパの窮状を救うため環境問題で国民から問題視され、減産に追い込まれていたシェールガス、石油の生産を再開させて販路を獲得することができます。


世界は脱化石燃料に舵を切り始めています。欧米や日本、中国などの先進国は水素社会への転換を促進し、電力不足を解消するために核融合炉の開発を進めており、成果も上がっています。予定では2030年頃には核燃料を使わない安全な核融合発電所が稼働することでしょう。


そうなれば化石燃料を国家戦略の基軸とした国々は優位性を失うことになります。アメリカとしてはそうなる前に膨大な埋蔵量を誇るシェール資源で一儲けしておきたい訳です。


今回のロシア侵攻に際してアメリカはジャベリンなどの兵器をウクライナに提供してそのコスパの良さをアピールしました。イギリスやドイツも続いて国産兵器を提供しています。


武器の効果は使用しないことには証明できません。今回のウクライナでは軍事企業の見本市とも言えます。


ロシア産兵器は欧米の兵器に比べて安価なため、新興国や途上国が続々と輸入している現状に欧米諸国の軍事産業は不満を持っていたはずです。


今回のことでロシアの兵器開発と生産力を低下させることは世界の兵器市場で欧米兵器の販売を促進する効果もあるのです。


さて、アメリカの世界戦略で最も脅威度の高い国家は中国です。ロシアはエネルギー資源で一時的に潤いましたが、今回のことで資源輸出が低下し、兵器の輸出にも影響がでることでしょう。また、GDPでは韓国に次ぐ世界11位のロシアは経済制裁の継続によりこれまでの蓄財を吐き出し、さらにはGDPの減少は続くことでしょう。


俯瞰して見れば、ロシアは太平洋戦争時の日本のように世界を相手に戦えるほどの国力がなかったのです。


つまり、共謀した訳ではありませんが、ロシアは米中の戦略にはまってしまったことになります。


ロシアの中国依存度は益々増加します。ロシアは生き残る為に中国に安価にエネルギー資源や食料を提供し、さらに兵器技術を提供することになります。習近平は実質的にロシアを属国化することに成功するでしょう。


私の予想ではロシアの継戦能力が限界に達して、自暴自棄になったプーチンが本気で核兵器の使用を脳裏に描いたタイミングで習近平は仲裁に入る(中国は欧米と足並みを揃えると言う話をチラつかせて)と思います。そして、プーチンの地位の保全と世界から孤立したロシアに中国が経済的な支えとなるからそろそろ矛を収めないかと・・・。


ここから世界は欧米諸国と中国とによる二極化が始まります。


日本はここで強かにに振る舞う必要があります。


日本はどのような立ち位置が最適解かしっかりと見極める時期に来ています。


この話はまた次回に・・・。

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