ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

父の遺産

ご無沙汰しています。


先週友人に付き合って貰って栃木県の那須塩原に行ってきました。


何故に塩原かと言うと・・・東電から電柱設置についての支払の通知が来たからです。


すっかり忘れていました。


13年前に他界した父が那須の塩原に土地を買っていたんです。


母の存命中は付近の管理会社に草刈りなどをお願いしていましたが、母が亡くなってから放置していました。


東北道の黒磯インターを降りてカーナビで住所を入れて探すもどこも同じような林ばかりです。父が購入した40年前はまだバブルの時期で、こう言う別荘地のような土地がずいぶんと売りに出されていて、価格もそれほどでもなかったのだと思います。
周辺を走ると雑草の生えた林の中に区画で仕切られて小さな看板が立っている場所があちこちにあります。


しばらく走って、たぶんここだろうとアタリを付けて見ましたが看板も見当たらず途方に暮れました。ただ、幸いにも昔お願いしていた管理会社の書類があったので電話をかけてみたところ案内してくれると言う事で近くの郵便局で待ち合わせてして父の土地に連れて行ってもらいました。


どうやらアタリを付けた土地は記憶違いのようでした。


案内された土地には錆びた看板があって、確かに我が家の名前が書かれていました。両隣のオーナーさんはちゃんと草刈りをしてもらっていたようで、うちの土地は草どころが大きな木が何本も生えてました。

確かに電柱が建ってますが、境界ギリギリですね。

電柱より遙かに育った大木が何本も・・・。

写真には写ってませんが、道を挟んで民家が一軒建っています。
台風などで樹が倒れて民家に被害が出ると賠償問題なるから切った方が良いと管理会社の方にアドバイスされました。


この周辺はこのような土地がいたるところにあります。
農地は少なくて殆どが林です。そして疎らに民家や小さな工場があるだけ。
1時間近く走ってコンビニの1件もない過疎地域です。


もちろん、当時は土地を買うなどの相談はなく知ったのは買った後でした。
父がここを訪れたのはたった一度だけでした。


当時、借家住まいだった我が家。田舎暮らしがしたいと言っていた父はここに家を建てて暮らそうと思っていたんでしょうかね。今になっては分かりませんけど。


まさか、自分が死んだ後に息子がこの土地の3倍の広さの土地に家を建てるなんて思いもよらなかったでしょうね。


しかし、本当にみごとに何もありません。


管理会社の人と少し話をして、伐採費用の見積もりと今後の管理をお願いして別れました。


名義はまだ父のままなのでそろそろ変更しないといけないかなと思ってます。


売れないんですよねぇ、たぶん今後も売れない。


なんだか父の夢の後を見た様な気がしました。

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