ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

久しぶりのボート釣り

先月、期限切れとなっていた船舶免許の更新をしてきました。


船舶免許は自動車免許と違って更新期限から何年経っても失効することがありません。


通常更新手続きは1時間程の講習で終わりますが、失効講習の場合は倍の2時間と言う程度です。講習内容は自動車免許の更新と同様に事故、つまり船の場合は海難事故に関するビデオを見ます。


そして今回、ボートに乗ったのは1年振りになります。もちろん免許が切れていたのですから当然ですよね。もし、期限切れの免許でボートを操船していて海上保安庁の臨検に遭い、それが発覚した場合は50万程度の罰金を取られるとのことです。


船舶免許を持っていると人はボートやクルーザーを操船することができます。船舶免許と言ってもカテゴリーとしては小型船舶免許(沿岸限定)になります。免許の種類は1級と2級があり、どちらも20トン未満の船が操船可能です。違いは言えば2級が沿岸から5海里(約9キロ)と言う制限があります。1級は一応無制限ですが20海里(36キロ)を越える場合は機関士を乗せていないとそれ以上の遠出はできません。


先ほど沿岸限定と書きましたが、カツオ釣りなどで使う船は20トン以上の大型漁船なので違うカテゴリーの船舶免許になります。なんでしょう、車で言う処の大型免許でしょうか。20トン以上の船に乗るには海技士と言う別の免許が必要になります。海技士には航海、機関、通信、電子通信の分類があります。いずれにせよ、大きな船を操船するためにはいわゆる高専(高等専門学校)や商船大学、大学の海洋学部に入って学び、国家試験を突破して航海士、機関士、通信士などの資格を得る必要があります。


ところで我々が楽しむ船釣りに乗り合い船と言う釣り船があります。この釣り船の船長さんは恐らく1級免許です。この船長さんになるには遊漁船講習と言うのを受講する必要があります。船の2種免許みたいなものですね。釣り船でも大型と言われる船が19トンと言うのは小型船舶免許の範囲と言う背景があるのかも知れません。


つまり、私も遊漁船講習(1日)を受講すれば明日から遊漁船の船長さんになれると言うことです。


私の持っている2級小型船舶免許ですが、沿岸から5海里(9キロ)しか離れることができません。ところで東京湾は神奈川と千葉で最も離れているところで15キロくらいあります。では、2級免許では千葉に渡れないかと言うとそうではありません。つまり、神奈川側から9キロ行ったところは千葉側から6キロになるからです。この理屈を利用することで1級免許があれば伊豆諸島の八丈島までは行けることになります。小笠原諸島は無理ですね。房総半島の先端から800キロはありますから。


とは言え、小型の船で大海原を渡って離島まで行く度胸は私にはありませんが。(笑)


私達のような一般ピープルはなかなかボートやクルーザーを所有するには至りません。20ftクラスのボートであればちょっと高い乗用車程度の値段で買うことはできます。ただし、維持費が掛かるために購入を断念することが殆どです。特に都心部に住む方にとって船の保管場所(マリーナ)での保管料がネックになります。


私も一時期購入を考えたことがありますが、周囲の人間からの反対が多くて断念した過去があります。横浜辺りのマリーナで24ftの船をマリーナで係留保管する場合には月額5万程度の保管料が掛かります。それ以外に整備やらで相当掛かります。


みんなの反対の理由は年に何度も乗らない船にそんな金を掛けるのは勿体ないと言う事です。私が金を払うのに大きなお世話だと言いたいところですが。もちろん、野望は未だに捨ててませんよ。(^^)


ボートを製造販売している国産メーカーはYAMAHA、日産、トヨタ、ヤンマー、スズキなどです。お気づきの通り自動車メーカーの殆ど船も作ってます。


その中でYAHAMAは販促の意味でシースタイルと言う会員制のレンタルボートクラブを運営しています。YAMAHAは各地のマリーナと提携を結んでそのマリーナの所有するYAMAHA製のボートやクルーザーを会員にレンタルできるようにしています。


つまり、会員になれば各地のマリーナでボートを借りる事が出来るようになる訳です。


さて、ここまでが長~い前置きでした。


新しいマリーナでボートをレンタルするには必ず1度だけ初回レクチャーと言うのを請ける必要があります。それは、そのマリーナの立地によって入出港のルールや周辺海域の航行ルールなど、または危険な海域の説明などを請ける必要があるからです。


今回、平塚の片倉マリーナと言うマリーナの利用を可能にするべく初回レクチャーを受けました。受講するにはまず船をレンタルして、その時間内の1時間をレクチャーに当てると言う制度です。


相模湾の河口は日本でも屈指の難しい場所だそうで、波が高いと河口に侵入するのが困難になると言われました。海の波と川からの水がぶつかって複雑な波ができるからでしょうね。確かに河口付近は操舵が聞きにくく、出入りの際は高速で突っ込めと言われました。
最悪の場合は手前の平塚新港に入れてくださいとの事でした。


今回レンタルしたのは以下のYFR24と言う24ft艇です。24ftは約7mです。

この船の法定定員は8名ですが、マリーナルールで7名になっています。ただ、快適に釣りをするのであれば5名がMAXでしょう。


このマリーナはこの24ft艇を2隻と23ft艇を2隻、さらに21ft艇を3隻保有しているようです。向こうに見える橋は相模川河口に架かる135号線の橋です。

コクピットはこんな感じです。

GPS魚探などもありますね。奥に水洗トイレがありますから女性も安心。(^^)
外から見るとこんな感じです。後部甲板も広くて使いやすいです。

先端にはアンカーが付いてます。

今回はこのアンカーを使用せず、パラシュートアンカーという物を使用しました。パラシュートアンカーは海中に投げ込んで海の中でそれが開いて潮の流れに船を同調させる場合に使用します。写真のアンカーは海底に着底して船を完全に固定したい時に使用しますが、パラシュートは船をゆっくりと流したい時に使用します。


午前中は海は穏やかでした。


今回はレクチャーの後は自由にボートが利用できると言うので釣りをすることにしました。釣りをすると聞いた友人が有給を取って同行しました。(^^)


近場でアジを釣ろうと意気込んで来たんですが、このところめっきりアジが釣れないらしくて、もっぱらイワシを釣ってそれでヒラメなどの大型魚を釣って居ると言われました。


仕方なく茅ヶ崎方面に移動してまずはエサとなるイワシを狙いました。


魚探の反応を見ながらイワシを釣ります。

イワシを釣っては船のイケスに入れて行きます。


イワシの群れを何度か捉えましたが思った程釣れなくて8匹程確保したところで茅ヶ崎から平塚へ移動します。


ところが移動中にふとあることに気づきました。


タモ網を持ってきていないことに・・・。


イケスのイワシを掬えないことに気づいた二人。馬鹿ですねぇ。(^^)


せっかく活き餌を確保したのに使えない。


結局は持参したオキアミをエサに釣りをすることにしました。


釣れたのはカレイ1枚(25cm)に小さなガンゾウビラメ2枚でした。


これがガンゾウビラメです。

刺身でも美味しいそうですが、小型はから揚げが旨いとか。


13時近く、風が強くなってきて波も立ち始めたのでそろそろ上がろうと相談していたところにマリーナから電話があり帰って来た方が良いと言われたので撤収準備をしました。


このYFR24と言うフィッシングクルーザーですが、走波性が高い船でビビりの私ですが今回は安心して走らせる事が出来ました。


今後このマリーナでレンタルするならこの船にしようと思います。


さあ、次は5/4に横浜港周辺でのボート釣りです。

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