They are billions!
堅い話が続いたので今回は話題を変えて。
They are billionsはPC用のストラテジゲームのタイトルです。
ストラテジゲームとはなんぞやと言う方の為に簡単な解説。いわゆる戦略ゲームの一種で人気のSim Cityの用に町を発展させて行く類いのゲームです。ただ、このゲームSim Cityのようにのんびりと町の発展を眺めて楽しむ物ではありません。
ゾンビ(感染者)が徘徊する世界で人間達がその生活圏を拡大していくと言うかなりハードなゲームです。
ゲームは4面、各4レベルで計16種のゲームが楽しめます。私はまだ1面の比較的楽なものしかクリア出来ていません。
とにかく、町作りをしていると周囲からいつの間にかゾンビが忍び寄り接触した施設や人間は瞬く間に感染してパンデミックに陥ります。つまるところ、一人でもゾンビが町に侵入したらほぼ止める方法はありません。
ここでその様子をちょっと披露しましょう。
最初はこんな小さな本拠地からスタートします。テントを立て周囲の森林を伐採、石材を採掘して資材を確保します。
周囲をうろつくゾンビ達は開発に伴う音に反応して寄って来ます。これを弓兵で警備しながら開発を進めます。
開発が進みテントの数も増えました。そして木製の壁も設置してひとまずは安心と言うところです。
資材も豊富になって木工工房が建てられれば研究が進み農場や市場なども建てられるようになります。またテントもコテージにアップグレードできます。
2週間過ぎた辺りからゾンビは定期的に集団で襲ってくるようになります。その数は襲撃の度に増えていきます。これは、貴方の防備が十分ですかと言う確認の意味もあるようです。
やがて石工工房が建てられると木製の防壁は石壁にアップグレードできます。防備も弓兵から銃を装備したソルジャーやスナイパーも使えるようになります。
画像の上中央付近に青い建物が見えますが、これは廃墟でこの中に数千のゾンビが隠れています。刺激すると凄い勢いで無数のゾンビが襲いかかります。防備が整うまでは絶対に刺激してはなりません。
ストラテジゲームは都市をどんどん拡張していかなくてはなりません。人口の増加は資源の枯渇を招くからです。これは宿命ですね。
以下は南に拡張された町です。
しかし、この町は中規模なゾンビの襲来に破壊されます。
結果はこの通り。
手前の防御施設がかなりの被害を出しながらもなんとかゾンビの襲撃を退けました。
必死に町を守る頼もしい戦士達。バリスタ(自動強弓装置)の助けを借りながらゾンビ達に立ち向かいます。
私は彼らを20人くらいで組織して「調査兵団」と呼んで各地を威力偵察させたり、襲撃の応戦をさせます。数は力なりを実践する頼もしい連中です。
ゲームは設定にも寄りますが、町を守り抜く日数が選べます。80日、100日、120日そして150日です。日数が多いほど難易度は下がります。また、ゾンビの数も「非常に少ない」から異常に多い「ナイトメア」まで選択できます。
ゲームクリアの条件はこれらの組み合わせで決まります。一番低い設定ですと達成率は20%、80日のナイトメアでやれば200%とかになります。
そして設定した日数もあと僅かとなった時に溌剌としたナレーションが聞こえてきます。
「Comming enemy! They are billions!!!」と・・・。
メッセージから24時間後、全ての方向から無数のゾンビが町に押し寄せて来ます。
おっ、来た来た。
うおっ。多くね!
うわっ。南の第一防衛線は突破必須だ。
ちょっと止めて~っ。
遂に防衛線は突破されてなだれ込むゾンビ達。目的地である本部に襲いかかります。
そして本部の耐久度がゼロになったときにゲームは終了となります。
このゲームは防衛強化を如何に進めるかが勝敗を握りますが、その為には内政をしっかりと進めないと資金と資材が足りなくなってしまいます。
いかに早く町を発展させて重厚な防御陣地を構築し、ハイテクな防衛兵器を多数配置できるかのんびりしている暇はありません。
なんたって、途中でセーブをしてもう一度と言う事が出来ないのです。これはかなりシビアなプレイを要求されます。
たった一人のゾンビが町に侵入しただけでゲームオーバーになることもしばしばです。
私は16あるステージの1つしかまだクリア出来ていません。
真剣にやると頭が痛くなって来るのでたまにしかやりませんが、なんとも悔しいゲームです。
1ステージをクリアした時に表示された撃退ゾンビ数は約27000でした。これで非常に少ないモードですよ・・・。
現在は2ステージをやっていますが、6回の攻防で壊滅を繰り返しています。前回の反省点を踏まえて準備するんですが・・・。
とにかく今までやったストラテジゲームの中でも難易度は高い方でしょうね。
悔しい・・・。










