ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

新宅は旧宅と比べて何を改善したいか

まずは、このたび成人を迎えられた方々にお祝いを申し上げます。

私が成人を迎えたうん十年前、市の文化会館で成人式が行われましたが、その時のゲストが松島とも子さんと下条アトムさんでした。時代を感じさせますよね。(笑)


さて、旧宅(現在の家)と新宅の違いと言うことですが。


現在住んでいるのは横浜市の東急線沿線です。バブリーな時期に買ったせいか、今に比べると割高感があります。30坪の土地に半地下駐車場(3台駐車可)付きの二階建て建売住宅です。一般工務店が建てたものですが、建築資材はミサワホームのもので構造はツーバイです。


築19年の建物はスレート葺き、防火サイディング張りの4LDKです。

一階はLDK12畳と洋室6畳が一間と洗面、風呂、トイレ。二階に洋室6畳と8畳(ロフト付き)そして和室8畳、トイレと言う間取りです。

聞けば、当時は完成検査が義務化されていなかったこともあって、建築確認を取った図面より1割ほど建物が拡張されていると言う事でした。よって、建て替えをすると今より小さい家になるとか・・・。延べ床面積は約35坪と平凡なサイズの家です。


断熱と換気に関すること


旧宅は冬は寒いことは寒いです。それでも、外で息が白くなるような日でも室内では暖房なしで息が白くなることはなく、一枚羽織れば居られる程度です。リビングにはガスファンヒーターがありますが、娘達が風呂上がりに付ける程度で殆ど点けていません。

各居室は火の気がないようにオイルヒーターを使っています。

夏はものすごく暑いです。冷房無しではとても居られません。ツーバイは大した断熱が入っていなくても断熱はそこそこと言うことでしょうか。とにかく、夏は最悪に暑いです。二階の部屋では真夏に室温が35度を超えることも希にあります。

換気はキッチンの換気扇だけですが、どこからともなく寒気が侵入しているらしくて有る意味意図しない第二種換気になっています。(笑)

これはところどころにある小窓(ハンドルを回すと複数のガラスが角度を変える窓)からのものと思います。


新宅は積水ハウス言うところのぐるりん断熱と全館空調による第一種換気を採用することで改善を期待しています。


間取りに関すること


各部屋の間取りに関しては今でも特に不満はありません。これは新居でも大して造りに差は出ないでしょう。結局のところ居室はプライベートな空間で、思っているほど広さは必要ないと思っています。ベッドと机、書棚が置ければ充分で、あとはクローゼットが備わっていれば充分です。もちろん、家庭によって事情は異なるでしょうが、うちの場合は寝るか机に向かってPCを触る程度の日常です。家族からも今の広さで充分と言う意見が出ています。

結果として、新宅では個室は現状維持、リビングと洗面所、風呂、トイレなどの共有スペースを広くすると言うことになりました。

旧宅では洗面所が2メートル×1.6メートルと狭く、同時に2名が洗面を使うことが出来ずに朝は渋滞を引き起こします。また、収納も無く非常に使いづらい造りです。

また、洗面に立っていると風呂のドアが開けられないと言う配置の問題もあります。

今回の新宅では洗面室(ランドリースペースを含む)は2.5メートル×2メートルと広めに取り、洗面台も1メートル幅で二人が同時に立てるタイプを選択し、横に幅45センチのキャビネットを付けました。

風呂に関しては現在は1616なんですが、将来の介護を見越して1818にして、洗面台と反対の位置に設置しました。風呂の入り口の前に洗濯機があるので入る際に洗濯機に放り込めます。


画期的に広がるのはトイレです。

現在は階段下の勾配天井(笑)のトイレで、1.2メートル×90センチとおまけのようなトイレです。圧迫感は半端ないです。

かつて、今は亡き実母が歩行困難になった時期がありましたが、この時にトイレに連れて行くのに大変な苦労がありました。狭いトイレは人が一人で一杯になるからです。

新宅のトイレはドアも大きくして、出入りが楽なようにしてあります。また、トイレ内は2メートル×2メートルの広さにして人が3人入っても大丈夫な広さを確保しました。

歩行困難な人の介護は二人がかりの方が楽なんです。今回は車椅子ごと入ることが出来るように、ドア前で車椅子を回すのではなく一旦リビングに進入すれば、切り返してトイレに真っ直ぐ入れるレイアウトしました。

後は、ついでに猫のトイレもこの中に設置します。ドアの小窓から出入りします。これで猫トイレの臭気はトイレ内の排気口から吸い出されるので他の部屋には漏れません。


キッチンに関すること


現在はキッチンはダイニングとリビングと同じ空間にあります。

この結果、油が部屋中に飛んで付着していると思われます。また、料理の臭気も部屋中に充満してしまいます。

当初、女房は対面キッチンが希望でしたが、災害時にもし天ぷらでも揚げていて向こう側に油がこぼれたら火災の被害が大きくなると言う私の言葉に要求を取り下げました。

今回はリビングダイニングとキッチンを分離しました。キッチン出口付近に換気システムの吸気口を設けて、リビングダイニングに臭気や油気を極力行かせないようにしました。

それから、転居地の綾瀬市は生ゴミ処理機の補助金を9割出してくれると言う制度があります。5万5千円の機械を買うと、自己負担は5千円で済みます。これは入れない手はないでいよね。家庭菜園の肥料がタダで手に入ります。


主寝室


この家に越してきて19年になりますが、越してきて4年目に次女が生まれましてそれ以来主寝室では寝ていません。もう15年間書斎で寝起きしています。つまり、女房とは15年間の家庭内別居(笑)状態です。

新宅では15年振りにダブルベッドで寝るようになります。(嬉し恥ずかし煩わし)

間取りの関係で私の書斎は割愛されるためこの寝室内に東面に書斎スペースを無理矢理作りました。また、寝室は勾配天井で、西のクローゼットと南の書棚の上をL字型のロフトにしました。これで結構な荷物が載せられます。狭いながらも工夫で乗り切ります。

寝室に関しては夫婦関係を改善したいです。(笑)

ああ、誤解を招かないように補足しておきますが、別に仮面夫婦ではありません。


こんな所でしょうか。


まあ、もっとも重要なのは平屋にしたことで二階に上がる階段が無くなることです。

年寄りには昇降は大変辛いのです。


今回、小屋裏の二階を作りますが、これは長女のトレーニングルームですから私はめったに昇りません。


以上、旧宅を踏まえて新宅に期待するポイントを列挙してみました。何か参考になれば幸いです。

×

非ログインユーザーとして返信する