ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

聞こえた~っ

仮設のアンテナを立てました。


仮設とは言いながらアンテナの基本と言われるダイポール(ワイヤード)アンテナです。


実はこのアンテナが一番効率が良かったりします。


ただ、アンテナ自体が長くなってしまうのが玉に瑕で市街地の住宅街ではまずは立てられないでしょう。


仮設だから低いです。(^^)

ただの電線に見えますでしょ。


このダイポールアンテナはなかなかの優れものなんですが、如何せん一定方向にしか指向性を向けられないので、このアンテナだと東西方向に強いアンテナと言うことになります。


なんでダイポールアンテナが長くなるかと言うお話しを少し。


アンテナの長さは波長と関係します。


例えば7メガヘルツだと300/7で約40m、21メガヘルツだと15mと言う波長になります。アンテナの全長は1/2波長なのでそれぞれ20メートルと7.5メートル。


アンテナの長さは給電点を中心に1/4波長づつなので7メガヘルツの場合は左右10mの20メートル、21メガヘルツだと左右3.5mの約7メートルです。


なかなか20メートルのワイヤーを張れるお宅は都心部ではありませんよね。


だから、こう言う豪快なアンテナは地方の方の特権と言えるでしょう。


じゃあ、私の様な中途半端なところに住んでる人はどうかと言えば、途中にコイルを入れて短縮したものを使います。今回張ったアンテナは7メガですが全長で12メートルと短縮されています。


他にもアンテナには色々なものがあって、都市部でも上げられるものが色々と開発されています。


ちなみに最近では都市部の無線家の方達をアパマン無線家と呼ぶようです。


難しい話はこれくらいにして。


このアンテナを無線機に繋いで早速聞いてみました。


昨夜は7メガで近畿、北海道、韓国、ロシアのアマチュア局の交信が聞こえてきました。


この聞こえ方なんですが、その日のコンディションで変わります。


それは何故か。


電波って言うのは直接波と言ってアンテナとアンテナを直進した電波で繋ぐものと、反射波と言って電離層で反射した電波で繋ぐものがあります。


周波数の低い短波帯は反射波による通信、周波数の高い超短波は直接波による通信になります。つまり、電離層の高さで反射する高さが変わるため低いと近畿地方辺りに、高いと九州など、さらに高いと海外にまで飛ぶわけです。


ちょっと難しい話でしたかね。


30年前にやって居た頃は川崎の住宅街に住んでいて短波帯のアンテナをちゃんと上げられませんでした。だから海外の電波だって殆ど聞こえませんでした。たまに聞こえる九州の方と話したりして喜んで居たわけです。


ところが、今はどうでしょう。しょぼいアンテナなのに結構聞こえてきます。ただ、このアンテナは受信用に上げたものでして、送信できるようにするにはタワーを立ててちゃんとしたアンテナを上げる予定です。


ワクワクですね。


昨夜、待ちに待ったIDとパスワードが総務省から郵送されて来たので早速局免許の申請をWebからしました。大体三週間程度で届くそうです。


楽しみですね。

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