ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

マダイ釣り

本年3回目の釣りにようやく行けました。
ちょっと天候が心配だったんですが、意外に釣りには影響が少なかったです。


写りが悪いですが、出港後間もない船内です。AM4時半。

細かい雨が降り続く中、漆黒の海を釣り船は進みます。

私は船舶免許を持っていますが、恐ろしくて夜の海に船を出すなんて絶対できません。


思った程風も無く、波も高くありませんでした。
平日ながら6名の釣り客が乗船、うち3人は私と有給休暇を取った友人二人。
一人は54年間、もう一人は42年間の付き合いの同い年です。


釣りは外房のいすみ市大原の沖合です。この辺りはタイやヒラメ釣りで有名です。
と言うことで、今回は一つテンヤと言う釣り方でマダイを狙いました。


スタート直後は低調で、嫌な予感がしましたが、周辺が明るくなり始めた辺りから釣れ始めました。
アタリは頻繁にあり、合わせが悪くて30打数7安打と言ったところでしょうか。
針にかからなかったり、途中で外れてしまったり、最悪なのは船縁で落としてしまいました。


沖上がりの11時半のクーラーの中身はこんな感じ。

ええと、伊勢エビは船宿の女将さんからのプレゼント。娘さんにアニメ関連のTシャツを
プレゼントしたお礼だそうです。
貰った時は全部生きてましたが、帰宅してみるとみなさんご臨終。

2匹はお刺身、4匹は半分に割ってグラタンソースを載せてオーブンで焼いていただきました。おいしかったぁ。


マダイは全部で5匹釣りました。
ただし、この3キロ近い大きなマダイは私が釣ったものではなくて、船長が釣ったもの。

これもまたTシャツのお礼だと言うことでいただきました。
いやあ、でかいタイです。未だにこんな大きなのを釣り上げたことはありません。
半身は刺身に、残りの半身は昆布シメにして冷蔵庫に保存してあります。


今回は3人とも5~6匹を釣り上げてまあまあの釣果でした。外道にカンパチとヒラメ、そしてショウサイフグなどが混じりました。


今回、船に乗る前から体調が悪くて、船酔いは免れないだろうなと諦めていましたが、酔い止めと胃腸薬と頭痛薬を一気飲みしたことが良かったのか、帰港するまでなんとか無事に過ごせました。


次回10月は私の操船するフィッシングボートで秋キス釣り、11月はヒラメ、そして12月の釣り納めは正月用のマダイ釣りで締めくくろうと言うことになりました。


いやはや、楽しかったですが疲れました。
帰宅したら風呂に入ってバタンキューと行きたかったところですが、エビ料理を作って、鯛の刺身を作って、後片付けをして、さっさと寝ればいいのに眠い目を擦りながらこうやってブログを書いてます。


明日は午後から家具購入のための寸法出しに新居に行きます。

新居と航空騒音のその後

新居は以前より記載していますが厚木飛行場から西へ二キロ程の位置にあります。また、北東四キロには米軍の座間キャンプがあります。
平日は海自の早期警戒機や対戦哨戒機がほぼ一日中上空を飛び、横須賀に空母が寄港している時は艦載機が飛来します。そして、座間キャンプから上がった軍用ヘリも乱舞しています。
国との協定により土日祝日はほとんど飛ばないので休みの日は非常に静かです。夜間であれば数百メートル先を走る東名高速の走行音が聞こえる程度です。
もちろん、窓を開けていればの話です。


当初、この土地を譲り受けるために初めて訪れたその日に上空を空母艦載機F18が数機通過しました。間近でジェット機のエンジン音を聞いたことがある方なら分かりやすいと思いますが、アフターバーナーに点火した場合はあの五割増しくらいの音がします。
もっと身近な音だと、暴走族が数十台いてエンジンを思い切り空ぶかししているのと同等の騒音です。


土地の広さは魅力でしたが、この騒音をどう処理できるのかとても悩みました。
購入を決断する前に住宅メーカーを色々と回って話を聞きました。性能的にはコンクリート住宅が最も遮音性能が高いことが分かりました。


希望の間取りで概算見積もりを依頼したところ、木造で5000万前後、コンクリートで7000万前後となりました。
コンクリートで建てるとなると土地と合わせて1億程の予算が必要になるためちょっと厳しいなあと思いました。


と言う訳で、木造で遮音対策の提案をしてもらったところ各社さん色々と考えてくれた訳です。その中でも積水ハウスは専門の研究所で綿密な防音工事図面を作成してきてくれました。


(畳サイズはメーター換算です。尺換算すると1.3倍程度の畳数になります。実際には和室は6畳間+板の間1畳半の7.5畳です)


現在の建物は実は二つの家屋が結合されているんですね。

防音効率を高めるために四角い形状にして、高い天井裏には大量の遮音材が詰め込まれています。つまり、北側と南側では若干作りが違うんです。

また、北側の居住区画にと南側の和室を含む共用区画とは壁の厚さが異なります。


青いラインは準防音仕様、赤いラインは強防音仕様です。
赤いラインの外壁の厚さは30センチ、内部の壁厚は20センチです。この赤いラインは屋根裏まで立ち上がっていて、完全なBOX構造になっています。リビングへの出入りに使うドアは音楽スタジオで使用しているドアと同等の性能で、2枚買うと軽自動車が1台買える値段です。
赤いラインの部屋は施主である娘の書斎兼寝室で、航空騒音を遮断することができるようになりました。設計上で120dbが60dbまで軽減されると言うものでした。


実際はどうか・・・。


ヘリコプターや海自の哨戒機が上空を通過した場合ですが、何か飛んでいるような気がするレベルです。では戦闘機ではどうかと言うと、飛んでいるのははっきり分かります。
ただし、ジェット機の騒音に含まれる高音域がうまくカットされているらしく神経を逆なでする嫌な音はほとんど気になりません。
60dbと言うのはクラウンクラスの静かな乗用車の走行時の車内音程度だそうです。
意識して聞いているから気になる訳で、何かに集中していれば気付かないレベルにまで低減されていることに驚きます。
座間に住む叔父が言うには戦闘機が通過すると顔を突き合わせて話していても相手の声は聞こえず、電話中であれば相手の声が聞こえなくなるそうです。その叔父が新居の遮音性に驚いていました。全ての窓が閉まっていれば、準遮音レベルのリビングでも会話が中断されることがなかったからです。


休日には協定でほとんど飛ばない日になるため防音ドアを閉めてしまうと全くの無音です。もちろん、室内の他の部屋からの音は全く入ってきません。シーンと言う音が聞こえてきそうです。


つまるところ、この家は施主である長女の防音室を中心に作られた家と言うことです。
我々家族はおまけで住まわせていただく訳です。(笑)
私ら親がいなくなった後に余計なメンテを必要としないようシンプルな造りを心掛けました。


ただし、まだ施主である長女は新居に足を踏み入れていません。住んでみてどのような反応をするかは不明です。航空機騒音が耐えられないと思えば転居の可能性もあります。


現時点では別の所に数年以内に賃貸目的のマンションを建てる計画がありますが、そちらの最上階に自宅部分を作って移住するかも知れません。
もちろん、航空騒音などない地域にです。


いずれにしても、今回の新居の防音対策としては一定の成果を見たと満足しています。
ちなみに、総工費の10%程度が防音工事費でした。


造園工事を含めて、いよいよ住むための準備が始まります。







住まいの参観日

土日は積水ハウス主催の「全国住まいの参観日」でした。
と言う訳で、当家も最後のお付き合いをさせていただきました。

写真は車内から撮った一枚です。


今回、関東地方で唯一の平屋と言うことで、二日間で予想以上の来客があったと言うことです。私も二日間、現地でその様子を観察させていただきました。


写真は過去のものを利用しています。

玄関


当初は家の顔と言うこともあってもっと広い空間を考えていました。
数少ないお客さんに「立派な玄関ですね」と言ってもらうために見栄を張るより、住む人間を重視すべきと言う考えから当初の半分の広さに縮小しました。

一日のうちに玄関を利用する時間なんて数分ですからね。
遊びに来たお客さんが気持ちよく家に入ってこられれば十分ですし、家族の靴がしっかり収納できるシューズボックスやコートクロークがあればOKです。
今回、6組16名の靴でびっしりと埋まりましたが、これでうちの玄関のキャパが分かりました。(笑)


廊下



玄関から続く廊下はこれだけです。廊下はトイレと洗面・浴室に面しています。そしてリビングへの唯一の入口になります。


生活導線的にはどうかと言う声も聞こえそうですが、我が家は生活の中心がリビングになっているので、ここで家族がぶつかる機会は非常に少ないです。
他の入口が全てシャッターで閉じられるため勝手口を除いて家に侵入するルートはここだけになります。導入しているセコムの人感センサーはここと勝手口のみを監視することで防犯を簡素化することができます。(他の小窓には全てセンサーが付いてます)


リビング


廊下を抜けてリビングに入るとこういう景色が目に入ってきます。このリビングには和室と個々の部屋のドアがあります。玄関脇の洋室を除いて、家族はかならずこのリビングを経由して生活することになります。


まず、入ってきたお客さんが驚くのはいきなり階段があることです。「あれ、平屋ですよね」と言います。実は小屋裏の二階があって、6畳の洋室と納戸があります。申請上は平屋ではなく二階建てだったりします。(笑)

写真は階段上からリビングを見下ろした構図です。


皆さん吹き抜けの天井とあらわし梁を見上げて「天井が高いわ」と喜んでくれます。


私は若い頃にスキーをやっていたんですが、その頃にスキーロッジの高い吹き抜けと大きな窓がお気に入りで、いつかはそういう家に住みたいと言う野望(笑)を持っていました。今回、幸運にもその野望が少し叶ったと言う訳です。
リビング自体は16畳しかありませんが、つながった和室と大きな掃き出し窓の外のテラスが実際より広く感じられるはずです。ここの床高は同じで、フロアが繋がっているように感じられます。キッチンを分離したことで広く使えるうえ、料理による油汚れの拡散を防止できます。キッチンとリビングの間には空調の吸気口があるので拡散しないはずです。また、キッチンのシンクの前に窓があります。ここからは家庭菜園が一望できるので使える野菜が物色できる予定です。(うまく育てばですけど)


今回、内覧するお客さんの邪魔にならないようにと私ら夫婦や遊びに来た友人、親族は外のテラスのテーブルでお茶などを飲みながら過ごしていたんですが、このテラスがとてもお洒落でいいと言ってもらえました。狙い通りです。(笑)
日曜は少し雨がぱらついていたんですが、屋根のあるテラスはこういう時に便利です。


来られたお客さんが皆さん屋根が高いと言います。確かに5寸勾配でロッジみたいです。
理由を聞かれましたが、屋根裏の利用ができるからと答えました。
吹き抜けやロフト、小屋裏など家に変化が持たせられて楽しいですねと言ってもらえました。こちらに来たお客さんは平屋を検討されている方が多くて、考え方が大きく変わったと言う方もおられました。老後、体に優しい平屋と言う意識が大きかったけれど、生活を楽しむと言う意味で色々と参考になったと褒めてもらえました。


この家はバリアフリーで家の中を車いすが障害無く移動できることを前提に作ってあります。結果的にロボット掃除機が全ての一階の部屋を掃除することが可能です。
洗面場もトイレもドアを開けておけばすべての部屋に入って掃除してくれます。


老後は平屋と言う考えの方が増えているようですが、単に平屋だからと言うわけではなく、老後にどのような生活が待っているのか想像して設計した訳です。
特に我が家のトイレは2畳の広さがあります。これは車いすで入ってもさらに二人の人間が介護できるスペースです。
また、浴室も車いすからバスタブについたクッション付き丸椅子に一度腰かけさせてから浴槽に移動するなど工夫があります。バスルームは1818より少し広い特注で、動きが不自由な老人(将来の私?)の世話も楽です。


老後は快適な寝室とゆったりとした居間、使いやすい台所と歩行を阻害しない通路、結果的に車いすでの生活に備えて寝室から玄関まで楽に移動できる空間を検討されると良いと思います。通路などはメーターモジュールの広めな廊下が良いですね。


さあ、これで内覧会は終わりです。やっと家具などの家財を入れていくことができます。


家具屋さんを見て回るのも楽しそうです。








音楽と記憶

これはCDのジャケットです。誰だか分かりますか?

そう、竹内まりやさんです。
これは「BEGINNING」と言うデビューアルバムですね。
実はLPレコードで持っているんですが聞くためのプレーヤーがなくて、今回CDで買い直したものです。


このアルバムが出た当時の私はオーディオマニアの大学生。ある日のこと、大学の友人が一枚のレコードを持って私の家にやってきました。高校時代からアルバイトで稼いだ金を惜しみなくオーディオ機器につぎ込んでいた私、総額100万近いシステムで音楽を聴いていました。マニアの友人の中にはスピーカーだけで80万も出した奴がいました。

当時、マニアの垂涎の的はJBLのスタジオモニターシリーズを買うこと、もちろん私も必死にバイトをしてシリーズの中でも最も安い物ですが所有していました。


その彼が「まあ、聞いて」と掛けたアルバムが「BEGINNING」だったわけです。
何曲か聞いた私が「いいねぇ」と言うと、「じゃあ。少し安くするから買って」と言い出しました。聞けば、誰かと間違えて買ってしまったようです。当時は視聴なんてできませんから仕方がありません。当時のLPレコードの価格は2500円くらいでしょうか。
それを2000円でいいと言うので、ここは人助けと言うことで買ってあげました。
カセットテープにダビングしてドライブの際にはいつも聞いていた訳です。


そして、この頃ですが友人の紹介で付き合い始めていた一つ歳下の女子大生を車の助手席に乗せていた時もこのアルバムを聴いたいたんですね。だから、これを聴くとその女子大生の事を思い出します。その後の消息は知らないので、当然のごとく私の記憶の中の彼女は20歳のままです。可愛い女子大生。(笑)


人間の記憶と言うものは何かと紐付けて覚えているもので、このアルバムを聴くとあの頃の記憶が鮮明に蘇ります。それが40年程前の事だとしても。


中森明菜の「少女A」を聞くと、単身で博多に一ヶ月出張していた記憶と別の女性の記憶が蘇ります。


じゃあ、今の女房の記憶は何か・・・オリビア・ニュートンジョンでしょうか。
まあ、思い出すまでもありまかんが。(笑)


ロフトには数百枚のレコードが保管されています。高校時代から買い集めた物が沢山あるんですが、新居に越したらレコードプレーヤーを購入して聞いてみようと思います。


聴けば古い記憶が蘇るかもしれません。昔の事を思い出すのはボケ防止にもなりますし、精神的に若返るかもしれません。


中学高校時代の友人達と未だに集まってはワイワイとやってるんですが、音楽はそんな仲間達との時代の断片を頭の奥から引き出してくれます。


私が車の中で聴く曲は昔の曲ばかり、友人が乗るとみんな懐かしいと言います。
















庭の構想

9月末から外構の最後の行程、造園屋さんによる芝張りと植栽が始まります。
実際は北側の玄関付近の植栽も含めてですが、メインはやはりこちら側になります。


東側は家庭菜園を作ります。周辺には雑草が生えないように防草シートを敷いて白い砂利を敷き詰めます。


南は基本は芝を貼ります。角にはカメ池を作ります。テラスからカメ池までの踏み石、またはレンガ敷きで道を作ります。そして、その上に葡萄棚となるバーゴラをたてます。


庭の使い道なんですが、小さい子供が居るわけでもなし、もう少し木を植えても良いかなと考えているんですが、それなりに手入れも必要になることから慎重に検討します。
(娘達が万が一結婚でもして孫が出来る可能性は0ではないので・・・)


それから池ですが、調べたところ埋め込みタイプのFRP製のものが色々出ていますね。
600リットルの大型もあってちゃんと排水栓もあります。これを大小組み合わせて作るのも良いかもしれません。将来的に撤去する場合もこちらの方が楽かも知れません。
自分の体力に合わせないとヤバイですもんね。(笑)


月末までに位置関係だけは決めておかないといけません。