朝生を取り仕切る田原総一朗氏がＡＥＲＡに掲載した記事の一部を抜粋した。

「どの国でも、政権の支持率が下落すると、それを止めるために前政権の政策を強く否定する。たとえば、米国のトランプ大統領は、民主党のオバマ前大統領の政策を全面的に否定している。TPPやイラン核合意の否定など、数多くある。

　文大統領も、朴槿恵前大統領が日本政府との間で結んだ慰安婦合意を全否定した。しかし、それでも支持率低下が止まらなかったので、徴用工問題を持ち出したのである。

　原因は、韓国の経済が悪化したことなのだ。日本政府が、半導体の輸出規制強化や輸出優遇国からの除外などを行えば、韓国の経済はどんどん厳しくなる。いわば追い詰められた文政権がやってしまったのがGSOMIA破棄宣言だったのである。

　文政権を追い詰めたのは日本政府なのである。そこで、最悪の日韓関係を本気で修復しようとするならば、文政権が来春の総選挙で勝てる手立てを提言すべきではないか。」

老害と呼ばれても仕方がないかなあ。朝日系のＡＥＲＡに掲載する記事だし、反政府的な記事を書かないと載せてもらえないしお金も貰えないからねぇ。

うーん。トランプさんと文さんを同列に扱うべきなのかなあ。

トランプさんからはポリシーみたいなものは感じられない。有権者達の声を集めて優先順位を決めて反響の大きい物を政策に取り込んでるような気がする。何をしたら人気を維持できるか。つまり、一貫性のある中心課題みたいなものが無いような気がする。そこには思想とか理念と言う物が感じられない。根っからのビジネスマンなんだろうね。

これに対して文さんはと言うとこれが根っからの全学連。思想と理念で行動しちゃう。そこに中華的な伝統の前政権の実績を全否定して破壊すると言うしきたりがある。

そもそも田原氏が指摘している韓国経済の悪化はなにも日本の所為と言う訳では無い。
全学連政権の運営能力の低さから来た諸々の素人政策が失敗を招いた結果だ。それを日本の所為とか言う辺りがボケ老人の戯言に聞こえる訳だ。

文さんの頭の中は北朝鮮の金王朝がお題目にしている「主体思想」でいっぱい。祖国が統一されればその瞬間から朝鮮半島には日本を凌駕する超大国が誕生すると思っている。
経済格差の大きい国を併合する際のリスクなんて考えていない。かつて、日本が朝鮮半島を併合した際に持ち出した資金は天文学的な数値であったと言われる。

例えば破綻寸前の韓国の年金制度、これで統一したら数千万人の人口が増えて支払う年金だって増える。かと言って今韓国人から徴収している年金資金を彼ら北朝鮮人民が負担出来るとは到底思えない。

インフラ整備だって必要だろうし、どんだけ掛かると試算してるんだろうか。

たぶんしてない。してても楽観的な数字なんだろうね。

えっ。日本からたかるから気にしない？

そう言うの止めてほしいんですけど・・・。