結婚したい人達の悲喜こもごも
「ナイナイのお見合い大作戦」と言う番組を見ました。
地方の男性の元に各地からお嫁さんになりたい方々を募集して集団でお見合いすると言う番組です。
男性のいる地域は山村や漁村などで嫁不足が深刻な問題となっているところです。
最初に男性がサークルを描くように座り、そこに持ち時間1分で女性がグルッと回る「お見合い回転寿司」と言うのがあります。
募集の段階で女性達は向こうにいる男性の写真やプロフィールを見て参加を決めます。よってこの「お見合い回転寿司」では実物の男性と始めて会話をします。
女性はある程度ターゲットを絞って参加していますから、イケメンや真面目そう、面白そうなどのイメージした男性をここで確認します。
そして、1回目のフリートーク。男性はパネルに自分の紹介や仕事などの写真を貼って待ちます。その男性をお目当てに来た女性達が集まってきます。
ここで大勢の女性に囲まれる男性もいれば全く来ない男性もいます。また、女性の方も気になる男性のブースを移動して会話をします。
ここで各人の性格が現れます。猛烈に自己アピールをする人、口下手でただ人の輪に交ざって居る人など様々。
この後、家庭訪問があります。女性が気になる男性の家庭を訪問するのですが、男性は来てくれる女性達の為に豪華な料理を用意して家族と家で待ちます。
大勢の女性が詰めかける家もあれば1人しか来ない家、そして誰も訪れない家。舟盛りや寿司、お母さんの手作りの料理が並ぶテーブルの前で両親と男性だけが寂しそうにしている画面は見てて辛いですね。
大勢の女性が訪れても意中の人が来てくれていない男性、意中の女性に訪れてもらった男性、たった一人だけ来てもらったけど好みでは無い女性に無口になる男性。
ここで男性の両親は息子の気に入った女性を品定めする訳です。老舗旅館の御曹司であれば次期女将となる女性としてふさわしいか、商売をしてれば良きパートナーとなり得るか、農家や酪農家の場合は仕事の厳しさに耐えられそうかなど女性の覚悟を確認します。
そして翌日2回目のフリートーク。ここで相手の意思を最終確認する訳です。例えば複数の候補がいれば誰にするか、意中の人ではないがずっと傍らにいてくれた相手に付き合いをしてくれるのか確認したりします。
そして、最後は告白タイム。基本は男性が女性に告白します。もちろん、意中の女性が被れば「ちょっと待った」コールがあります。複数の男性に告白された女性は一人を選択しなくてはなりません。
見ているとある男性を一途に想い続けていた女性や、逆にある女性に口下手ながら気持ちを一生懸命伝えようと必死な男性などを見ているとうまく行って欲しいと思い、画面をみなが「おまえ、こっちを選んだら最低だぞ」「ああ、絶対にこの子を選ぶな・・ほらやっぱり」など一人事を呟きながら見ていました。(笑)
選ばれてうれしさのあまり泣き出す女性、選ばれずに悔し涙を流す女性、告白しても断られて落胆する男性など様々な人間模様が展開されます。
地域や職業で出会いが全くない男性は沢山いるんですよね、そして結婚したいと望む女性も沢山いました。
お陰様で都心に近い地域に住んでいた私は色々な出会いがあり、女性に接する機会も沢山ありました。結果的に今の女房と結婚したわけですが、番組に登場した男性達は年齢イコール彼女いない歴なんて人が結構いました。女性の方はシングルマザーも結構な割合で含まれていました。年齢も20代から50代くらいまでいました。
番組を見ながら怒ったり喜んだり、やっぱり歳を取ったのかなあなんて思いました。
さてと、また絵を描きました。
今回はリアル模写と言うよりは絵画風なタッチにしてみました。
絵って感じですね。
描いているうちに右手の痺れが酷くなってきたので、病院に行ってきます。
ビリビリと気持ち悪い。