献血
そう言えば、先週ですが自動車免許の更新に行ってきました。
実は4年前にうっかり失効してしまい、取り直した免許です。
試験場に到着した時間が中途半端で、午前の受付は終了していました。
そうでした、警察もお役所だったんですね。忘れてました。(^^)
時計を見ると1時間以上も時間があります。
お腹も空いてないしどうしょう・・・。
表に出ると誰が叫んでます。
「患者さんを助けてくださ~い!」
機内でCAさんが言う「どなたかお医者様はおられませんか~」みたいなやつ?
ああ。なんだ・・・献血か。そんな訳ないですよね。救急車呼べばいいんだし。
そう言えば私は未だかつて献血ってしたことないなと思った訳ですよ。
お兄さんに所要時間を聞くと大体1時間くらいだとか。
時間潰しになるし、社会貢献にもなるし、献血初体験することを決断した訳です。
それにしても、献血にキャラクターとか必要なんだろうか・・・。
受付で献血のリスクについての説明を受けてから書類に必要事項を記載。
案内されて指定された常設の献血ルームに移動する。
中では赤十字の担当のお姉さん、テキパキと指示を飛ばしてます。
書類を渡すと交換にスポーツドリンクを渡され、首にプレートの付いたホルダを掛けられ、セルフチェック用の液晶ディスプレイの前に行かされました。
自己診断ですね。大きな病気はしていないか、特定の国に渡航していないか、薬の常用はないかなどの質問に延々と答えます。
HIVや肝炎など血液を媒介する病気は色々あるのでチェックは厳しくしないとね。
終わると個室に案内されて血圧測定と医師による問診を受けます。
血圧は問題なし。
医師「薬を飲んでるようですが、名前は分かりますか?」
私「リリカ75mgです」
医師「何か病気をお持ちですか?」
私「頸椎症と頸椎ヘルニアです」
医師「じゃあ、鎮痛剤か何かかなあ」
と分厚い医薬品便覧を開く。
医師「中枢神経系においてカルシウム流入を抑制し、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制することにより、過剰に興奮した神経を鎮め、痛みを和らげます。
通常、神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛の治療に用いられます。献血を行う要件としては服用後3日以上経過していること・・・」
私「あらま」
医師「最後に飲んだのはいつですか?」
私「昨夜です」
医師「そうですか。では本日の献血は出来ませんね。3日後以降でしたらいつでも出来ますから、お近くの献血ルームにお出かけください」
私「残念ながら飲み続ける必要のある薬なんで、今後も献血は無理っぽいですね」
結局、献血はできずじまい。
登録カードとスポーツドリンクを手に献血ルームを後にしたのでありました。
お陰様と言っちゃあなんですが、30分くらいは時間潰しが出来ました。
その後、初回更新者講習120分を眠気に耐えながら受講して、免許証がグリーンの帯からブルーの帯に変わりました。失効前はゴールドだったんですけどね。
次の更新は3年後。その前に、来年は船舶免許の更新です。
どうしようかなあ、1級免許にチャレンジしようかなあ。沿岸縛りを解除したいような気もするし、かと言ってそんな沖に出る度胸もないし・・・。