破壊の王
スコティシュのモナ(♀)4歳。
我が家では猛獣と呼ばれています。
一番後から来たのにでかい面をしています。
気に入らないとすぐにシャーッと威嚇します。
まあ、威嚇していてもそのまま運ばれて行くんですが・・・。
先日、天気が良いので日光浴でもさせようと庭に出してやりました。
15分くらい庭で蝶々を追いかけたり、蟻にちょっかいを出したり、池のメダカを眺めたりと遊んでいました。
そろそろ交代(一匹ずつ出すことにしています)と思って捕まえようとすると、まだ入りたくないようで逃げ出しました。
菜園側に逃亡したので、反対側から追い立てるとテラスの端に置いてあった大葉の苗を育てているプランターを蹴り落としました。
もちろん、中身はぶちまけられ、下に植えてあった薔薇の苗を直撃、途中からポッキリと折れてしまいました。
せっかく芽が出始めた大葉の新芽が壊滅、数日後には咲きそうな大きな蕾を付けていた薔薇は残念なことに・・・。
なんとか捕まえて中に押し込み、後片付けをしていると中でバタンと言う音。
今度は何だと見ると、観葉植物の鉢が倒れています。
鉢の土がリビングの床に散乱しています。
ぶち切れた私はモナをリビングから追い出して出禁処置にしました。
この結果、奥の院に隠遁生活をしていたラムさんがリビングに登場します。
仇敵のアタル君はこの数日体調を崩して食も取らず寝たきりなので、ラムさんは自由に家の中を歩き回ります。
しばらくして、FULUでウルトラQなんぞを見ていると和室のガラス越しに庭を歩く猫の姿が見えました。最近やってくるアタル君のお友達かなと思ってよく見ると縞々がありません。
ああ、違うのも居るんだなあと見ていると・・・。
あれ・・・オールグレーに赤い首輪。
ラムさんいつの間に。
そう、ラムさんとモナさんは網戸を開けて外に出ると言うハイテクをマスターしているんです。
案の定、網戸が10センチほど開いてました。
テラスに出て「ラム」と呼ぶと真一文字に走ってきます。
ロシアンが犬っぽいと言われる所以です。
まあ、出してやろうと思っていたのでいいんですが。
しばらく庭を探索して、芝の上で走り回ったりして外を満喫したら自分からリビングに戻っていきました。
アタル君ですが、3日ほど前から元気がなくて食欲も無く、体重が激減。いつもウロウロしているのに殆ど寝ていました。
顔も死相が出ていて、かなりヤバイかなと思いました。
月曜に獣医さんに連れて行こうかなんて相談していたんですが、今朝は食欲も戻りいつもより動きは鈍いもののウロウロと歩くようになったので、もう少し様子を見ることにしました。
女房がネットで調べたところ感電した時の症状に似ているとか。
TVでCMしているペロペロとなめるキャットフードをやると凄い勢いで舐め尽くしてしまいました。
これなら大丈夫かなあと思っています。
アタル君が感電したのかは定かではありませんが。
猫や犬が携帯の充電ケーブルなどをかじって感電するケースが増えているそうです。
皆さんも気をつけてくださいね。