ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

2年前を振り返る(計画当初)

新居の引き渡しを受けて半年ちょっとが過ぎました。
実際に施主のみが住み始めたのは2016年12月の中旬、そして家族全員が引越するのは今年の3月中旬です。


現在建っている家は平屋ですが、元々は2階建ての家を想定していました。
そして、ハウスメーカーは今の積水ハウスではなく、ダントツで東急ミルクリークが有力候補だったのです。


ミルクリークは輸入住宅で外観や内装の造りが独特で、私の琴線に触れるものがありました。
幾つか事例を紹介します。


これは典型的なアメリカンスタイルの家です。

これはイングランド風。

これは最高峰のビンテージモデル。

そして、これはオランダ移民の建てた農家風です。

いかがでしょうか。
家族で最も好評だったのが最後の建物です。これは厚木の展示場にあります。


当初、ミルクリークは2×4の建物で、今後は全て2×6に変わる過渡期に差し掛かっていました。故に、日本のどこにも2×6の実物が建っていませんでした。
遮音性重視だった当家には2×6の遮音性の高さは魅力的でした。


腹づもりとしては7割はミルクリークで建てるつもりでしたが、何を勘違いしたのか担当営業が2016年の7月に隠し球を出してしまったのです。1000万の役員承認値引きをするので決めてくれと言ってきたのです。
防音工事などの詳細が明確になっていない段階でHMを確定する訳にも行かず、誰も7月に決めるなどとは言っていなかったのに先走った訳です。
「家を建てるタイミングをお前が決めるのか」へそ曲がりな私は切れた訳です。(笑)


実は積水の見積もりとミルクリークの値引き後の見積もりがほぼ同額だったと言う話です。積水の営業さん曰く、これがミルクリークのいつもの戦術なのだそうです。ただし、隠し球は一回しか使えないため、7月中に決めないと値引きは300万しか出来ないと脅すようなことを言い出した訳です。


「じゃあ、いらねぇよ」


これが私の返事でした。


だいぶ前の話ですが、長女の英語研修でサンフランシスコに行ったときに現地の一般の家に泊めて貰うと言う企画がありました。泊めていただいた家は最初の写真の様な家で、内装や家の造りなど、まさに一目惚れと言う感じで眺めていたのです。
ミルクリークは輸入住宅と言うことで現地規格で造られるため、内装も日本家屋とは大きくことなります。まさに、アメリカの家と言う感じです。
床やドア、窓からして今まで住んでいた家とは全く違います。単純に言えば、床に座ることを前提にしていない家と言うことです。


幸せなことの例えに「アメリカの家に住み、日本人女性を妻に貰い、中国人のシェフを雇う」と言うのがありますが、まさにアメリカの家な訳です。
この家が日本人の生活スタイルにマッチしているかはなんとも言えませんが、私として夢の家だった訳です。若い頃アメリカにホームステイしていた女房も凄く気に入っていたんですけどね。


心の隅に今でもミルクリークに対する未練が少しだけ残っています。


去年の暮れにミルクリークの営業さんから電話がありました。
「ほんと、馬鹿なことをしたよなあ。あれがなけりゃ今頃はお宅で建ててたのに」
と言うと、非常に悔しがっていました。
次の機会がありましたら是非とも東急でと言いましたが、
「有るわけねぇだろ」
と笑い飛ばしてやりました。
もう10歳若かったら考えたかも知れませんが・・・。


これから家を建てようと考えている方は一度でもいいので輸入住宅と言うものを見学してみてください。新しい発見が必ずある筈です。ミルクリークやセルコホームなど輸入住宅メーカーは沢山あります。なにも輸入住宅をお薦めしている訳ではありません。参考にする点がありますよと言う話です。


で・・・。


積水のシャーウッドはどうかと言えば、選択に間違いは無かったと思っています。


住宅界のトヨタみたいなもので、合格点はクリアしていますが、飛び抜けて絶賛するほどではない見たいな感じです。


もちろん。出す物を出せばレクサスにもベンツにもなりますが・・・・。









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