そもそもの始まりは
2015年の春。
私の趣味は釣りなんですが、たまたま座間に住む叔父が魚好きと言うことで釣れすぎたヒラメのお裾分けに出かけた時のことです。
事業をしている娘が将来マンションを建てて賃貸収入で暮らしたいと言う希望があると話したところ、余っている土地があるから使わないかと言われました。
その土地を他人に譲るのはなんとなく躊躇していたらしく、渡りに船と言う感じで私の話に飛びついたような感じでした。
土地は綾瀬にあり、形状は旗竿地でした。公道から20メートル近く下がった位置に広い敷地があります。土地は通路を含む430平米(130坪)でした。通路部分13坪を除くと、建築可能面積は117坪、建坪率60%、容積率200%の低層住宅地ですから基礎面積70坪、延床面積140坪の建物が建てられることになります。
悪い話しではないなと思って色々と調べると専用道路の幅が3メートルしかないため賃貸物件は建てられないことが判明、また建てられたとしても賃料はあまり期待できない地域であることも分かりました。
甥に売れるなら安心だと言う叔父の顔を見ていて断る訳にもいかず、娘と相談して新しい自宅を建てることにした訳です。
これがそもそもの始まりです。