ぽこにゃん積水ハウスの里楽で平屋を建てる

2016年の7月に積水ハウスの里楽で平屋を建てました。
神奈川県のど真ん中に敷地130坪、延床43坪の家です。始めての庭造りや家庭菜園に悪戦苦闘しています。
趣味の釣りなど、遊びや日常のことも書いていきます。

住まいの参観日

土日は積水ハウス主催の「全国住まいの参観日」でした。
と言う訳で、当家も最後のお付き合いをさせていただきました。

写真は車内から撮った一枚です。


今回、関東地方で唯一の平屋と言うことで、二日間で予想以上の来客があったと言うことです。私も二日間、現地でその様子を観察させていただきました。


写真は過去のものを利用しています。

玄関


当初は家の顔と言うこともあってもっと広い空間を考えていました。
数少ないお客さんに「立派な玄関ですね」と言ってもらうために見栄を張るより、住む人間を重視すべきと言う考えから当初の半分の広さに縮小しました。

一日のうちに玄関を利用する時間なんて数分ですからね。
遊びに来たお客さんが気持ちよく家に入ってこられれば十分ですし、家族の靴がしっかり収納できるシューズボックスやコートクロークがあればOKです。
今回、6組16名の靴でびっしりと埋まりましたが、これでうちの玄関のキャパが分かりました。(笑)


廊下



玄関から続く廊下はこれだけです。廊下はトイレと洗面・浴室に面しています。そしてリビングへの唯一の入口になります。


生活導線的にはどうかと言う声も聞こえそうですが、我が家は生活の中心がリビングになっているので、ここで家族がぶつかる機会は非常に少ないです。
他の入口が全てシャッターで閉じられるため勝手口を除いて家に侵入するルートはここだけになります。導入しているセコムの人感センサーはここと勝手口のみを監視することで防犯を簡素化することができます。(他の小窓には全てセンサーが付いてます)


リビング


廊下を抜けてリビングに入るとこういう景色が目に入ってきます。このリビングには和室と個々の部屋のドアがあります。玄関脇の洋室を除いて、家族はかならずこのリビングを経由して生活することになります。


まず、入ってきたお客さんが驚くのはいきなり階段があることです。「あれ、平屋ですよね」と言います。実は小屋裏の二階があって、6畳の洋室と納戸があります。申請上は平屋ではなく二階建てだったりします。(笑)

写真は階段上からリビングを見下ろした構図です。


皆さん吹き抜けの天井とあらわし梁を見上げて「天井が高いわ」と喜んでくれます。


私は若い頃にスキーをやっていたんですが、その頃にスキーロッジの高い吹き抜けと大きな窓がお気に入りで、いつかはそういう家に住みたいと言う野望(笑)を持っていました。今回、幸運にもその野望が少し叶ったと言う訳です。
リビング自体は16畳しかありませんが、つながった和室と大きな掃き出し窓の外のテラスが実際より広く感じられるはずです。ここの床高は同じで、フロアが繋がっているように感じられます。キッチンを分離したことで広く使えるうえ、料理による油汚れの拡散を防止できます。キッチンとリビングの間には空調の吸気口があるので拡散しないはずです。また、キッチンのシンクの前に窓があります。ここからは家庭菜園が一望できるので使える野菜が物色できる予定です。(うまく育てばですけど)


今回、内覧するお客さんの邪魔にならないようにと私ら夫婦や遊びに来た友人、親族は外のテラスのテーブルでお茶などを飲みながら過ごしていたんですが、このテラスがとてもお洒落でいいと言ってもらえました。狙い通りです。(笑)
日曜は少し雨がぱらついていたんですが、屋根のあるテラスはこういう時に便利です。


来られたお客さんが皆さん屋根が高いと言います。確かに5寸勾配でロッジみたいです。
理由を聞かれましたが、屋根裏の利用ができるからと答えました。
吹き抜けやロフト、小屋裏など家に変化が持たせられて楽しいですねと言ってもらえました。こちらに来たお客さんは平屋を検討されている方が多くて、考え方が大きく変わったと言う方もおられました。老後、体に優しい平屋と言う意識が大きかったけれど、生活を楽しむと言う意味で色々と参考になったと褒めてもらえました。


この家はバリアフリーで家の中を車いすが障害無く移動できることを前提に作ってあります。結果的にロボット掃除機が全ての一階の部屋を掃除することが可能です。
洗面場もトイレもドアを開けておけばすべての部屋に入って掃除してくれます。


老後は平屋と言う考えの方が増えているようですが、単に平屋だからと言うわけではなく、老後にどのような生活が待っているのか想像して設計した訳です。
特に我が家のトイレは2畳の広さがあります。これは車いすで入ってもさらに二人の人間が介護できるスペースです。
また、浴室も車いすからバスタブについたクッション付き丸椅子に一度腰かけさせてから浴槽に移動するなど工夫があります。バスルームは1818より少し広い特注で、動きが不自由な老人(将来の私?)の世話も楽です。


老後は快適な寝室とゆったりとした居間、使いやすい台所と歩行を阻害しない通路、結果的に車いすでの生活に備えて寝室から玄関まで楽に移動できる空間を検討されると良いと思います。通路などはメーターモジュールの広めな廊下が良いですね。


さあ、これで内覧会は終わりです。やっと家具などの家財を入れていくことができます。


家具屋さんを見て回るのも楽しそうです。








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